リレーコラムについて

年初だから気が付いたこと。

木下一郎

あけまして、おめでとうございます。
木下一郎です。

ご指名とはいえ、私みたいな者がリレーコラムだなんて・・・
ホントすみません。
来年のことも言ってないのに鬼が笑ってしまってすみません。
何とか月~金5本頑張りますのでよろしくお願いいたします。
ではまた!
ではまた!じゃないです書いてみます。

さて、新年といいますとなんですな(落語?)
今年こそは・・とか、来年こそは・・とか(ナイナイ)
考えたりいたしますが、実は私も元旦に今年の誓いとして
「今年はジタバタしない年にするぞ」と心に決めたつもりでありました。
でも、アレッ?と思いました。

といいますのは、この「ジタバタ」なんですが、
辞書で引きますと「あわてふためくさま」とあります。
一般的には悪い意味なんですが、
私たちの業界ではむしろいい意味ではないか
と思ってしまったのです。

コピーを練ったり企画を考えたりする際に、
プレゼンの朝ギリギリまでジタバタすることは決して悪いことではないのでは?
(多少の迷惑はかかるかもしれませんが)。
むしろいいことではないだろうか?
以前佐々木さんもそれに近いことをおっしゃってたような気もしますし。

待てよ!
(あまり口語では使いませんが刑事もののセリフに意外と出てきたりします)
このように一般的には悪い意味なのに、
僕たちの業界ではむしろいい意味に、都合よく使っているセリフって
あるんじゃないかしら?(おネエ?)

例えば、「自分のことを棚に上げる」
僕たちの仕事、自分のことは棚にでも上げないと、
オシャレでカッコいいコピー、ロマンチックなコピーや企画は
つくれなくないでしょうか。(すみません僕はそうです)

「一筋縄ではいかない奴」はむしろいい奴なのでは?
「バカの一つ覚え」は果して悪いことなのでしょうか?
「大風呂敷を広げられる奴」はダメな奴なのでしょうか?
「煮ても焼いても食えない奴」はけっこう素敵な奴かもしれません。
「ああいえばこう言う奴」も付き合うと面倒くさいけど、
なーんも言わない奴より有望かもしれません。
打たれようが何しようが「出る杭」でなければいけないと思う私は
間違っているのでしょうか?
「優等生」より「得体のしれない奴」のほうが期待しちゃうし、
それを言ったら「常識人」より「非常識な人」に興味を覚えるし・・。

ひょっとすると(最近使いませんね)、
私たちの仕事って常識と非常識の間でフラフラしているから(個人的意見)、
面白くって、斬新で、突拍子もなくて、カッコよくて、
チャーミングなのではないでしょうか・・、ということは・・つまり・・。(終)

(ここで終わりかい!?)
ちょっと前に流行った後味悪いけど、あとはそれぞれに考えていただく
という高度なのか手抜きなのかわからない、
そう「ハリウッドB級映画のエンディング」のような「スカイライン征服」のような
終わり方で大変申し訳ありませんでした。

でも、明日は多分違うテーマで書かせていただくのではと思う木下でございました。

NO
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