コピー年鑑について

年一度の審査会を通過した優れた広告をコピー年鑑としてまとめ、広く紹介しています。1963年の創刊から現在まで、その時々の時代性を広告という側面から反映した貴重なものとなっており、特に、コピーに関してはバイブル的存在として受け入れられています。

コピー年鑑2022、発売中!








攻めるために、学ぶのだ。

※審査委員長 福部明浩による『コピー年鑑2022』巻頭文より

「コピー」の視点から、本年度の優れた広告を選び、讃えるTCC賞。2022年はグランプリ1作品、TCC賞14作品群、審査委員長賞4作品、最高新人賞1名、新人賞15名が選出されました。
本書には受賞作品のほか、キャッチコピー、テレビCM、ラジオCM、Web広告からネーミングまで、厳正な審査で選ばれた644点を収録。広告文化のひとつの記録として。コピーや広告表現の現在を学び、次を考える教科書として。コピーライター、CMプランナー、デザイナーなどの広告制作者、各企業の宣伝担当者のみならず、言葉と広告に関心のある全ての方にお読みいただきたい1冊です。

編集 東京コピーライターズクラブ
編集委員長 尾上永晃(電通)
編集委員 大塚麻里江(サイバーエージェント)
片岡良子(CHERRY)
栗田雅俊 (電通)
細川美和子((つづく))
吉兼啓介(HAKUHODO CABIN)
アートディレクター 相楽賢太郎(Polarno)

見どころ・読みどころ

ここから読み解けるものも多い。読み応えある講評。そして、今年は対談も。

一次審査委員・最終審査委員合わせて計93名の全体講評。さらには、TCC賞受賞作には審査委員全員、新人賞受賞作には投票した審査委員全員、ファイナリスト作品には投票した審査委員2名ずつ、による個性ある講評も読み応え十分です。最終審査委員による「私の一本」企画もあり、日本を代表するコピーライター・CMプランナーがそのコピーのどこを評価したのか、全て読み解く面白さも、コピー年鑑ならでは。また、60年目の記念として、コピーライターが昨今話題のテーマについて学ぶ、これまた読み応えたっぷりな対談も収録されています。ブックデザインも、60年目・一周回って初心にかえる還暦の年に因み、1963年の第一号、原弘さんデザインの初代年鑑を踏襲しています。

特別対談企画『言葉は学ぶ』

敬称略

vol.1 「サステナブルと広告」
土井善晴(料理家)×三島邦彦(電通)

vol.2 「広告は人を幸せにできるか~ウェルビーイングと広告~」
石川善樹(予防医学研究者)×栗田雅俊(電通)×田中直基(電通)

vol.3 「若者にとって、いま一番効く言葉とは」
長田麻衣(「SHIBUYA109エンタテイメント マーケティング戦略部エキスパート/SHIBUYA109 lab. 所長)×福部明浩(catch)

vol.4 「言葉の多様性と向き合い続ける」
牟田都子(校正者)×尾形真理子(tang)

vol.5 「AIは広告を、生活をどう変えていくか?」
松島倫明(『WIRED』日本版 編集長)×中野仁嘉(博報堂)×花田礼(電通)

※お問い合せ・・・宣伝会議 読者サービスセンター
フリーダイヤル:0120-55-5059
E-mail: hanbai@sendenkaigi.co.jp


※2022年度受賞作品リストは こちら