コピーライターという仕事
普段の広告仕事では、
クリエイティブディレクターとして
扱われることが多いし、
会社を辞めてからは、
誘われたらとりあえずやってみる、
みたいなことをしているうちに
『職業オレ』みたいな、子供の頃に訝しんだ
正体不明なオトナになっていた。
結局わかりにくい様々な仕事をしているのだが、
職能の芯みたいな部分は、
相変わらず、コピーライターと通ずるところが
あるんじゃないかと思っている。
私の仕事の本質はなんだろうか。
最近、自らに問ううちに、
おぼろげながら、答えとして浮かんできたのが、
「46という数字」じゃなくて
「意味をデザインする」という言葉。
意味は、空間的な対比と時間的な因果からなっている。
甲と乙は対比されて、その関係性のなかで、
その特徴がはじめて認知可能となる。
時代は、AからBに移ろい、
人々を縛り付けていたAは過去の頸木となり、
Bという新しいパラダイムの到来を
人々は高らかに謳う。
既存の関係性を整え、新しい因果を発見し、
複雑なものをシンプルにし、
抽象的なものをメタファーにする。
そのような概念的マニピュレーションの果てに、
「意味はデザイン」される。
そして、意味は、やがて、言葉となり、
納品物となり、請求書はクライアントに届き、
そして、今日も、私は生きている。
いやはや、結局なんだか、
ありがとうございます。
おかげさまでございます。
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