リレーコラムについて

そろそろ広告代理店やめちゃおうか問題

原智史

リレーコラムの最終日なので、少し刺激的な話題を。

簡単に自己紹介をしておくと、
僕は、新卒で博報堂という会社に入り、
最初に営業をやり、その後にクリエイティブに異動し、
入社からちょうど13年目で独立し、自分の会社を起こしました。

そんな経歴もあり、電通や博報堂をはじめとした
広告代理店のクリエイティブの人から、
「俺も辞めようと思ってるんだけどどう思う?」
と聞かれることが多いので、
それについていま思うことを少しばかり
書き留めておこうかと思います。

「俺も辞めようと思ってるんだけどどう思う?」

まず、この問いに対して、
僕はたったひとつだけ質問をしたいと思います。

「あなたが本当に困ったときに助けてくれる人(や組織)が
 何人思い浮かびますか?」

仲のいい得意先でもいいし、
おなじ釜の飯を食った戦友でもいいし、
一緒に研修を受けた同期でもいいし、
目をかけた後輩でもいいし、
ただ気の合うだけの茶飲み友達でもいい。

人はさまざまな社会文脈の中で生きています。
独立したからといって、その日から急に天涯孤独になるわけではありません。

周囲に価値を提供するGiver(与える人)として、
誠実に仕事やチームに向き合ってきた人ほど、
驚くほど豊かな人脈が社会と自分を繋ぎとめているのだと気づくはずです。

このことを「社会資本」と言ったりもします。

「社会資本」にはさまざまな機能がありますが、
そのひとつがセーフティネットだったりします。

「まあ、最悪どうしようもなくなったら、
 あそこの会社に頭下げて入れてもらえばいっかー。」

これです。これ。
最後に背中を押してくれるのは。

どうにも後向きなようですが、
最悪の事態を想定しておくことは、
日々をポジティブに過ごすための秘訣です。

というわけで、
あんまりにワガママな仕事人生を過ごしてきて
敵ばかりが多い人は、独立とか考えたりしないほうが
いいんじゃないかなあ、なんて思ったりします。

————————–
リレーコラムのバトンは、同期入会の横田俊郎くんに引き継ぎます。
横田は、僕が困っていたらきっと助けてくれるはず…(笑)

NO
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