リレーコラムについて

箇条書きで失礼します。

川原綾子

このリレーコラムを担当している間、私は山形にいました。 行きの日本海沿いを走る「特急いなほ」の車窓を眺めながら何を書こうか考えたり、鳥海山のふもとのキャンプ場のケビンで原稿に向かったり。 その間、毎日たくさんの人との出会いや、新しい発見がありました。そこで今回は、旅の途中で聞いたこと、気づいたこと、思ったことを、そのまま箇条書きにしてみようと思います。

ちなみに我が家では、旅に出るとアルバムをつくるのですが、こうした箇条書きのメモを最後のページに添えておきます。写真には写らない小さなことまで思い出せるので、おすすめですよ。 ようやく東京に戻ってきて、腕にくっきりとついた時計の跡を見て、ずいぶん陽に焼けたことに気がつきました。

箇条書きで失礼します。

・スーパー「十一屋」さん。「とーや」ではなく「といち」と読む。
・酒田市の喫茶店。若い女の子たちは、誰も方言を話していなかった。
・んだの、んだんだ。方言が、素晴らしい聞き上手をつくりだしている。
・小学生の時に近所の方に教わった「たまご寒天」は、山形県の郷土料理だったとは。
・あけびのような、パパイヤのような果物、ポポー。
・いま、農業高校や高等専門学校という進路の選択はすごくよいのではないか。
・大学生のオンライン家庭教師、生徒は全国いろんな地域の人なのだそうだ。
・大学生はいるだけで、ひかっている。
・リンゴ箱を並べてポスターを貼り、イタドリやススキ、アキノゲシなどを生けて急遽看板をつくる。リンゴ箱は使える。
・芸術は、観察力と、やる気、元気、根気なのではないか。
・草刈り、後片付け。からだを一緒に動かすと、なかよくなれる。
・おいしいものがたくさんあるのに、結局「白にぎり」がいちばん人気だった。
・温泉は、アイロンをかけたように、体がよみがえる。
・鳥海山のあたまが見えるだけで、とてもうれしい。
・夕方の日本海は、ずっと見逃せない。

さて、次のコラムのバトンは、巽 洋子さんにお渡しします。 新人賞の同期であり、今も広告の世界のど真ん中で活躍し続けている方で。彼女のまぶしい作品を見るたびに、私も、私なりの道をがんばっていこうと思えます。巽さん、バトンを渡しまーす。

NO
年月日
名前
6187 2026.09.25 川原綾子 箇条書きで失礼します。
6186 2026.09.24 川原綾子 おしゃべりしながら、はたらく。
6185 2026.09.23 川原綾子 「肩書きをご確認ください」に迷う。
6184 2026.09.22 川原綾子 自然を手本に。
6183 2026.09.21 川原綾子 気負わずにはじめます。
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