リレーコラムについて

虫になった私

斉藤賢司

腰痛が爆発してしまいました。
運動部でもないのに高校の頃から悩まされていた腰痛。数年ぶりの大爆発。
ウソです。
「爆発」という豪快な、迫力あるイメージではないですね。実際は。
背骨の底のほう、骨と骨の間に錆びついた古クギを、1本、2本、3本、4本…。
ぎりぎりぎりぎりと打ちこんだ感じ。陰湿。悲惨。最悪です。

さすがにたまらず針に行ってきたのですが、いや不思議。
なんなんでしょうあの感じは。
何度打ってもらっても、
「昆虫採集された虫はこんな気分なんじゃないか」って思うんですよ、僕。
うつぶせで背中じゅう針打たれて、
ツボにはいってるもんだから1ミリも身動きできない。
腰の張りが広がって、お尻の脇まで痛みが広がってたんですが、
そこに打たれた瞬間、思わず「はうっ!」って声あげてしまいました。
状況を再現すると…。

先生「ほーら、お尻のここ」
私「はうっ!」

…カーテンで仕切られた隣りのベッドで女性が治療うけてまして、
なんだかもう、赤面してしまいました。

92年のTCC年鑑でヘルスってテーマがありましたが、
こうなるともう何も考えられなくて。
あらためて「コピーって体で考えてるんだよな」と思います。
やっぱり、体から生まれた言葉が一番強いもんな。

*****

というわけで、今週を担当する斉藤賢司です。
「今週」といっても前任の田中君が
性格通りのまじめさで昨日まで書いてくれたので、
あっという間のお別れとなると思いますが…。
どうぞよろしくお願いします。

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