リレーコラムについて

居酒屋きもの

松塚しのぶ

私たちコピーライターは、得意なジャンルの仕事に
出会うこともあるし、出会ってから、それが得意になることもありますよね。
日本酒はもともと嫌いじゃなかったけど、丹波「小鼓」の蔵元に
出会ってからは、すっかり日本酒党。
甘党じゃなかったけど、「とらや」の仕事で和菓子に
目覚めちゃったし。「プジョー」で車のことも気になりだした。
なかでも、仕事がきっかけで、はまったもの
といえば、着物かもしれません。

花井幸子さんの着物とゆかたのコピーを書き始めてから、
たまたま担当者が着付けの先生だったこともあって、
数年前まで、数人でウチに集って、着付け教室まで
してたんです。2〜3ヶ月に1回くらいの、
テキトーな会だったけど、楽しかったなあ。
着付けして、そして、そのまま必ず、着物でお食事と
お酒に突入するというパターン。
それから、街ですれ違う着物姿が気になって仕方がなかったもの。
あの人の着付け、へ〜ンとか。
あの人の着物、素敵、ほし〜い、とか。

今も、居酒屋にもお寿司屋さんにも着物で出かける私。
特にゴチしてくれそうなおじさまとのお食事には、
絶対着物がいいざんす。

最近は、アンティーク着物ショップをのぞくのが、趣味のひとつかなあ。
私はチビなので、昔の人の着物も
そんなに直さずに着られてラッキー。中には袖を通して
いないものも少なくないし、その趣味のよさに、
どんな人が作ったのかしらと想像するのも楽しい。

今夜も着物で居酒屋しちゃおうかしら、と思ったけど
ヤメヤメ!たまには休肝日も作らねば。
というわけで、スポーツクラブで泳いでまいりました。
でも、ビールは勘定にいれちゃダメよ。
プハー、うまいぞ。

では、また、明日。

NO
年月日
名前
5815 2024.12.06 山田大輝 ジェノベーゼ
5814 2024.12.05 山田大輝 センサー
5813 2024.12.04 山田大輝 嬉野
5812 2024.12.03 山田大輝 祖父の葬儀
5811 2024.12.02 山田大輝 なおたろう
  • 年  月から   年  月まで