リレーコラムについて

母は、また語る。

笠原千昌

息子を産んで、私は変わってしまった、、、、。

自分でも恐くなるときがあります。

サン・アド第2会議室。
社内打ち合わせで軽いブレスト中。
何気なく資料の雑誌をパラパラと捲りながら
「このワンワンってさ〜」
自分の言葉を何ものかが操作しているとしか思えない発言。
信じられない!うそ!絶対うそ!
そんなはずない!という私の表情にまわりもビビリ、聞こえないふり。
何ごともなかったように会話をつづけていました。
でも、それって、つらい。つらすぎる。

渋谷にある某デザイン事務所で。
スチール撮影のアイディア出し。
あーでもない、こーでもないと話していた矢先。
「スタジオはやっぱりあり得ないよね。おそとにしよう!」
この時はさすがに開き直り、まるでロケのことを意識的に
私はいつも「お・そ・と」って言ってるの。
みたいなノリで最後まで「お・そ・と」と言い続けました。
しかし、それもつらいでしょ。つらすぎる。

息子には娘と違う1点があります。
そうです。「おちんちん」です。
こんなこと昔ははずかしくて、口にすることなんてできませんでした。
おふろから上がってすっぽんぽんの息子はおおはしゃぎ。
家の中をおもしろがって走りまわります。
風邪を引いたらたいへんなので、
パジャマを着せようとする私と追いかけっこ。
これがなかなか、すばしっこい。
だんだん疲れてきて、私は大声でひとこと。
「おちんちん切れちゃうよ!」、、、、。

このひとことが、打ち合わせの席で出ないことを
私は私を信じています。心から信じています。
が、しかし、万が一、、、、。
でてしまったら、誰かちゃんとツッコミいれてくださいね。
よろしくたのみます。

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