リレーコラムについて

帰ってきたゲッハーコラムその14

川口修

中学生のころの話です。

当時、友達と近所の銭湯に行くのがとても楽しくて、
家でお風呂が沸いているにもかかわらず、
誘われると毎日のように行っていました。

そんな、いつものある日。
仲良しだったA君とB君の3人で、地元の
「T島湯」という銭湯に行きました。

するとA君がB君に

「さっきの話やけどさぁ、
一回もひとりでしたことないってウソやろ?」

と、言いました。

「いや、ほんまにしたことないよ、俺は」とB君。

「そんなことない、絶対ウソや」と、まったく譲らないA君。

しばらく、そのやりとりがあって「ま、入ろうか」と、

僕らは着ていた服を脱ぎ始めたのです。

そして、その時。僕だけが気づいたんです。

パンツを脱いだB君の下半身にある、

小さなバイエルン・ミュンヘンの先っちょに、

こより状になった

細いティシュの残りカスが、くっ付いていたのです。

「お前、実はめちゃめちゃ、やってるやん!」

まるで、全裸の名探偵コナンが犯人を見つけた瞬間のように。

僕は心の中で、そうつぶやきました。

でもB君の立場を考えると
「うわ~、お前やってた~わ~い!わ~い!」とは
言えなかったんですよね…。

それで、よかったのかな。

いや、よかったんじゃないの。

こよりだからな…、うんうんうん…。

今日は、そんな友達との性春エピソードでした。

チャッピィ

NO
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