リレーコラムについて

TCCの真ん中でOCCを叫ぶ。 その3

中尾孝年

電通関西支社の中尾です。

今回は
TCCの真ん中でOCCがどんだけ本気か?!
を叫ばせていただきます。

景気良く新生OCC宣言なるものを発信したのですが
僕達たちは口だけではありません。
本気で実行します。

これはOCC賞の贈賞式のスピーチでも
少しふれさせていただいたお話しですが…

まず、役員人事。
たかだか43歳で、言いたい事を言うから敵だらけの
関西の問題児ならぬ問題中年の僕を副会長に。
さらに幹事長には博報堂関西若手のホープ河西くんが。
その他にも関西のラジ王こと
後輩の廣瀬たいぞ~までもが役員に。
おい、たいぞ~マジで早すぎるぞ(笑)
他にも関西で頑張っている若手や大先輩が
新しく役員として加わりました。

で、何が一番素晴らしいかと言うと
この劇的な若返り人事を
今までOCCを牽引してきた大先輩達が決めたってこと。

このての組織人事って、
ともすると自分の居場所や利権を守ろうとしたり
排他的にな人員構成になったりしがちです。
ある特定の力ある人達が組織を私物化しちゃうってやつね。

そして、こうした人達にとって一番ウザイのが
声がデカイ若手とか新しい力とか外から来た人とか。
今の自分達の居場所を脅かす存在だから
すぐに排除しようとしちゃいます。

ところが新生OCCの場合は、この真逆。
利権にしがみつき排他的になりがちなオッサン達が
僕ら若手(あっ、僕は既にオッサンですが…)を加え
組織を活性化させようと決めて、本当に実行したんです。

なんと素晴らしい、関西広告業界のオッサン達よ!!!

いや、ホンマに素晴らしい事だと思うんです。
OCCが新しいOCCとして活性化していくためには
古い力と新しい力の対立構造ではダメ。
この新旧のタッグこそが大きな力と変化を生み
OCCをやがてはTCCを脅かす存在へと成長させるんです。

さらにOCCの本気を象徴するできごとがあります。
それは、まもなく開始されるOCC賞の審査員選挙。

今までのOCCは
会員の中から持ち回りで審査員を選び審査してました。
「陪審員制度みたいに、庶民の目で選ぶ賞です」
ってのが売り文句で。

この審査員制度は
ある意味OCCのアイデンティティーになってて
今まで色んな人が異議、異論を申し立てても
決して覆らなかった鉄の掟と言うか
鋼の伝統とも言うべき制度でした。

その制度を遂に改革します。
伝統に執着せずに今までの制度の何が悪いのか?
を役員全員で納得するまで話し合った結果です。

まず問題だったのが、庶民の目で選ぶっと言っても
「梅田を歩いてるオバチャン1000人に聞きました」
っていうくらいに本当の庶民で選でる訳じゃないって事。
選んでるのは庶民じゃ無くて、みんなプロ。
だから、完全な素人目線で選べる訳でも無く
結局は各自が中途半端にプロ目線を入れて審査してしまう。

そして何より、選ぶことの難しさと、選ぶ責任。
OCC賞はその年のOCCの顔となる広告を決める賞。
だったら、この人に選んで欲しい。この人に認めて欲しい。
この人が選んだなら、俺も、私も納得できる。
という人に選んでもらうべきだ。って結論になりました。

だから、初の試みとして
審査員を会員の皆さんの投票で選ぶこととなりました。
(TCCでは毎年やってる事なんですけどね)

だから、だから、あなたの一票がOCCを変えるんです!
しっかり考えて、納得のできる人を選び…
ちゃんと投票してくださいよ!!!!!!!!!!
(これはTCCでも苦労してますよねwww)

でもね、役員や審査員が変わるだけではダメなんです。
俺達は本気や!って叫んでるだけでもダメなんです。

今のOCCに本当に必要なのは…

一人でも多くの本気の会員が増えること。
本気で「おもしろい」広告を作ろう
としてる仲間が増えること。

関西のクリエーターはもちろん、
東京でも名古屋でも九州でも北海道でも
日本中どこに居る人でも
「おもしろい」広告を目指す人は大歓迎。
是非、OCCに参加してください。
そして、
一緒に日本の広告を
もっとおもしろくしていきましょう!!!

何てったってOCCは
日本一おもしろいコピーライターズクラブ!!!

…を目指してますからね(笑)

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