リレーコラムについて

hardest working man in show business!

谷山雅計

TCCのホームページってすごい!えーと、何を驚いているかというと、きのうのコラムで「ミクシーやってます」みたいなことをちょっと書いたんですね。そうしたら、その後ぼくのミクシーにいきなり足あとがだーっと増えはじめまして。ふだんの知り合いじゃないハンドルネームばっかりなので、TCCのコラムを読んで探索してきたみなさんのようです。まあ、ぼくは「匿名」がちょっと苦手で、ミクシーでも実名を出してやっているので検索されやすいというのはありますが。それにしても、このおびただしい訪問者数。そうか、やっぱり読まれてたんだなー、リレーコラム(笑)。で、ミクシーのほうにメッセージも多数いただきました。すべてにすぐに返事を出すのはちょっと無理ですが、ちゃんと読ませていただいています。ありがとうございます!
ということで、コラム第二回。きょうのタイトルは「hardest working man in show business!」です。

hardest working man in show business!
このコトバは何かというと、ぼくも大好きなブラックミュージックの歴史的偉人、ジェームス・ブラウンのニックネーム、というか自称のキャッチフレーズです。
ジェームス・ブラウン、なんだか不死身のモンスターっぽい容貌でしたけど、去年の12月に亡くなられましたね。合掌。

さて、この人は呼び名の多い人で、有名なものとしては
「godfather of soul」とか「soul brother No1」とか、そのものずばり「JB」とかがあるわけですが。
ぼくはこの「hardest working man in show business!」というヤツが、なかでもカッコよくて大好きなのですよ。

最初きいたときは、ちょっとヘンだと思いました。
だってね、働き者であることを自慢してるんですよ。歌がうまいとか、いちばん売れてるとか、いちばん金持ちとかの自慢じゃなく、「いちばん働き者」が特徴。それって不思議だなーと、ぼくが若いころは、そう思っていたのです。
でもですね、ある時からちょっと考えが変わって。
ショービズの音楽の世界って、いくら働きたくても、聞いてくれる観客がいなければ、働けないわけじゃないですか。
そういうシビアな世界の中で40年以上も第一線を張りつづけたジェームス・ブラウンだからこそ、この言葉が言えるんだろうなあ・・と考えると、じわじわと凄みのあるキャッチフレーズに感じられてきたのです。

で、そのときから、ぼくもそれを目標にしようかなーと思って。

「hardest working man in copy business.」

じぶんは天才や偉才ではないけれど、とりあえず「働き者」にはなれるかもしれない。
そういうふうにじぶんに言い聞かせながら、今晩はあともうちょっとコピーを書いてみます。

いやー、何こんなこと、うだうだ言ってるんでしょう(笑)。ちょっと仕事がきつかったんで、前向きなこと書いたら少しは解消されるかと・・。許してください。

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