リレーコラムについて

人間くさくていいんじゃない?人間だもの。

尾崎敬久

コピーを書く、という行為は、
多かれ少なかれ、
自分の知識や経験や感情と向き合うものだと思っている。

そういう観点から、
今週のコラムは僕が手に入れてきた「知識」「経験」「感情」を書き連ねてみたが、
「下品」と「バカ」と「ドンくさい」のオンパレードで、なんとも複雑な気持ちである。

ただこのような、一見どうしようもないことが、
コピーを書くこと、アイデアを練ること、に繋がっていると、確かに思う。
そう思わなければ、やっていられない。

最終回の今回は、
僕が宣伝会議コピーライター養成講座で講義を行う際、
毎年受講生のみなさんにお伝えしているメッセージを持って、
結ぶこととしたい。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

人が人に想いを伝える。

それがコピーライターという仕事です。

だから人間クサイ人間がいいコピーを書く、

と僕は信じています。

人間クサイ人間は、

キレイもキタナイもひっくるめます。

明るいも暗いも。

強いも弱いも。

前向きも後ろ向きもひっくるめます。

今まで生きてきて手に入れた知識、経験、感情。

そのすべてが活かせる仕事です。

自分という人間と向き合えば、

きっといいコピーが書けるでしょう。

きっと。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今週は祝日があったので全4回の連載となりましたが、
1週間ありがとうございました。

来週は、人間くささの塊である偉大な大先輩、
野原靖忠さんの登場です。
どんなお話が飛び出すのでしょうか。

それでは野原さん、どうぞよろしくお願いいたします!

NO
年月日
名前
5680 2024.03.29 鶴香奈子 おあとがよろしいようで。
5679 2024.03.27 鶴香奈子 桜の季節ですね。
5678 2024.03.25 鶴香奈子 今の時代の「いいコピー」って何?
5677 2024.03.23 松村祐治 マルコムさん
5676 2024.03.22 松村祐治 赤岩さん
  • 年  月から   年  月まで