リレーコラムについて

なかよしジレンマ

和田佳菜子

私は熊本出身、夫は茨城出身なのに
縁あって(途中から自分達で好んで)
岐阜に住んでいる珍夫婦なんですが、
当然、知り合い皆無の超絶アウェイ!
学生時代を過ごしていた訳でもない!
それでも夫婦だけの仕事没頭時代は
名古屋に出勤すればみんながいるし、
(※岐阜⇔名古屋は快速で19分です)
深夜に帰って寝るだけの暮らしだし、
そんなに気にしてなかったんですよ。
お互い元々が田舎育ちだったためか
岐阜は名古屋以上に住み心地が良く、
遠くの山並みやおいしい水も最高で。

ところが最初の育休が始まるや否や、
出産が里帰りで親元だったのもあり、
涙が出てくるほどの孤独感・疎外感!
夫も今とは異なる仕事だったために
残業や飲み会が多くてガチワンオペ。
そんな私を救ってくれた存在のお話。

行きつけの整骨院でたまたま会った、
当時、同じマンションに住んでいて
同じ年に出産したYさんというのが、
ママ友200人いるんじゃないかと
私が勝手に思っているほど社交的で、
ものすごく気さくなワーキングママ。
Yさんは2人目出産だったのもあり、
何でもアドバイスくれて余裕あって
すぐに遊びに誘ってくれる人なので
私の孤独感はここでほぼ消えました!
近くに建った分譲購入を決めたのも
Yさんの影響という依存ぶり(笑)。
今や上下に住んで仲良くしています。

そして保育園にお世話になり始めて
出会ったSさんもご近所さんですが、
なんか育ってきた環境やら価値観が
すごく似ていて、これまた意気投合。
Sさんは第1子も第2子も同級生で、
2度目の育休中など週1で遊ぶ仲に。
働く母として仕事と向き合う熱量も、
何か近くて子供抜きでも仲良しです。

他にも驚くほど温かいママ友が多く、
皆さん地元というゆとりからなのか
超絶アウェイなわが家に親切すぎて…
私の電車が台風で止まろうものなら、
「私が(親が)迎えにいきますよ!」
運動会でぼっち観戦しようものなら、
「親も来てるからこきつかってね!」
と、ギブアンドテイクのギブばかり。
本当にありがたすぎる存在なのです。
まさに、遠くの親戚より近くの他人。

ただ大切なのはここからなのですが、
仲良しが増えたこの居心地良さこそ、
岐阜に永住予定ではない私の心中を
激しいジレンマにさらす張本人です。
私はいつか東京で仕事をしてみたい。
夫はいつか関東エリアへ帰りたそう。
東京には大学の友達や弟や妹もいる。
いつかは、という思いはずっとある。

でもきっと一度東京に移ったならば、
岐阜に戻ってくることはないだろう。
しょっちゅう会ってる娘のお友達も、
知らないうちに大人になっていって、
ママ友とも年賀状だけの仲になって。
それがさびしくてジレンマなのです。

保活とか学童とか私立のお受験とか、
子育ての悩ましさが少ないところも
ほどよい田舎・岐阜の利点だしなぁ…

とはいえ、愛すべき人間関係は当然、
会社にも濃く深く温かく存在します。
明日はそっち方面のお話を書きます。

スマホファーストを意識したはずが、
文字数少なすぎ、改行の幅狭すぎで
ガラケーファーストになってますね。
読みにくかったら申し訳ありません!
そしてギリギリの更新ですみません!

NO
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