リレーコラムについて

TCC会員になったメリット

尾崎敬久

昨日は「東京以外の人もどんどんTCCに応募して受賞して会員になろうよ」という話をしました。今日は、名古屋在住の私=尾崎がTCC会員になってよかったことをお伝えしようと思います。

とにかく知り合いが増えた。これにつきます。あるていど大きな会社にいると、ちょっと油断するだけで「世界(視野)」が「会社の中だけ」で完結してしまいます。広告の仕事をしているのに、自分の会社内で制作する広告のことしかわからなくなる。ところがTCCに入会すると、当たり前ですが、様々な会社の人やフリーの人がいるでしょう。今まで会ったことがないようなタイプの人間もいる。「TCC」という同じ土俵で、会社の枠を取っ払って広告の話ができるというのは、私にとってはかなり刺激的です。私が受賞した98年の新人賞の同期の連中は、年齢も、会社も、日々の仕事のスタイルも、広告に対する考え方だってみんな色々なんだろうけど、「いい広告をつくりたいよね」という根っこの部分は同じ。これ、ホントに勇気づけられるというか、負けられないなあという気持ちになります。

そして、カルイ奴と言われるかもしれませんが、宣伝会議や広告批評でしか見ることができなかった有名なクリエイターに「生」で接触できることも嬉しいですね。新入会員歓迎会や受賞パーティーの時に名刺を交換させて頂いたりするのですが、2回目に会った時に名前で呼ばれたりすると、舞い上がってしまいます。自分より先を走っている人は、やっぱりカッコいいから。憧れだけじゃなく、自分も頑張らなくては、という気分になりますね。

実は私、今TCCの中で「広報部」という部署に籍をおいています。TCCには幹事会というのがあって、立候補や推薦で何名かが幹事になり、TCCの運営を支えていくのですが、その幹事会はいくつかの部で構成されていて、そのうちの1つが広報部というわけです。会社の枠を越えたように、名古屋という地域の枠も越えて、よりTCCと深く関係を持ちたくて、と同時により多くの会員の人と知り合いになりたくて、私は立候補しました。今年の4月から広報部員として活動しているのですが、さらに人脈は広がりましたね。

さて、明日はこの広報部員としての尾崎がどのような活動をしているのか、またどんな刺激を受けたのかをお話ししていきます。
今日のところはこのへんで。

また、あした。

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名前
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