リレーコラムについて

UEFN

下津浦誠

世界中で大人気のゲーム、フォートナイト。
オンラインで同じフィールドに集まったプレーヤーと生き残りをかけて戦うバトルロイヤルゲームです。
実は、昨日紹介したUnreal Engineの開発会社Epic Gamesが制作したゲームで、
なんとUnreal Engineでフォートナイト内にオリジナルゲームを制作可能なんです!
フォートナイトをプレイした事がない人はよくわからないですよね。。
マリオで例えると、操作するマリオやルイージなどのキャラクターはそのまま使用して、
ステージをオリジナルでつくる事ができるといった感じです。
ただ、ゲームのルールまでオリジナルにできるので、作り手側の自由度がかなり高い仕様になっています。
Unreal Engine自体もフォートナイトに特化した仕様のアプリに変更したものを
提供してくれていて、値段も無料なんです!

その名もUnreal Editor for Fortnite (UEFN) 。

さらに、自分が作ったステージを世界中のフォートナイトユーザーが遊べるように公開できて、
たくさん遊んでもらえたら収益化までできるとのことなんです!
これは一通り体験してみたいし、あわよくば、、、との想いでUEFNを勉強してみることに。。

あれ、、、?意外と簡単、、??

そうです。
前回も書いた通り、使い方は手厚いチュートリアルがあるし、
なんせ無料の3Dモデルも山程あるし、シンプルな仕様ならプログラミングも必要ないので、
素人でもゲームをつくれる環境が整っているのです!
(あくまでフォートナイトの世界のゲームなので2DゲームやRPGは作れません。プログラムを駆使すればつくれるかもですが。。)
なので、最低限の勉強だけしてシンプルなゲームをつくってみることにしました。

さぁ、どんなゲームにしようか。。。

ちょっと話は変わりますが、私はバスと電車で通勤していて、
一応、バスや電車や駅のホームにある広告を意識して見るようにしています。
その中で見るたびに気になっているのが、指名手配犯のポスターです。
誰が気付くの?というポジションに貼ってあるのをよく見かけて、
(おそらく良いポジションは売るための枠だから必然的に、、)
思ったような効果が得られていないのではないかと勝手に心配していました。

ということで、指名手配犯の写真を敵に設定して、捕まえるのを競うゲームをつくってみることに!

犯人を捕まえることで逮捕の疑似体験をしてもらいつつ能動的に顔を覚えてもらうという、
日本だけじゃなく世界も見据えた社会貢献ができそうなフレームにワクワクしながら制作をはじめました。笑

さっそく、街の3Dモデルをフィールドいっぱいに並べたり、
NPCキャラクター(敵キャラ)の顔に指名手配犯の顔のテクスチャを貼り付けたり、
指名手配犯の懸賞金に合わせて強さを設定したり、
各種ルールの設定をしたりと順調に楽しくつくっていたのですが、
途中であることに気付いてしまいます。。

これって画像使用の許可とかいるのかな、、、
警察庁に許可取り??
百歩譲ってもろもろオッケーもらったとしても、
個人で扱うには荷が重すぎないか、、、
もしうまくいったとしたら生命に危険な香りが、、、

と、考えれば考えるほど怖くなってきてしまい、
結果、途中で断念しました。。

ということで、どなたかこのゲーム作りませんか?笑

完成こそしていないものの、個人レベルで3Dのゲームをつくれることがわかったし、
アイデアの使い道も広がって、いい勉強になりました。
興味がある方は、ぜひ!
恐ろしい時代に突入していることを体感できます!笑

下津浦誠の過去のコラム一覧

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5647 2024.01.11 Python【前編】
5646 2024.01.10 UEFN
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