リレーコラムについて

Python【前編】

下津浦誠

Pythonというプログラミング言語を聞いたことありませんか。
データ解析やAI開発が得意で「比較的簡単」な言語らしいです。

その「比較的簡単」という言葉を信じで片足を突っ込んでみた私の
挫折と希望のお話を書いてみようと思います。

近年、テクノロジーやデータを活用したコンテンツが海外や国内の広告賞を席巻していますが、
はっきり言って、福岡で活動している私にはそんなコンテンツ制作とはほぼ無縁です。
でもどげんかしてやってみたい!
やったら自主制作するしかなかばい!
ということで、とりあえず勉強してみることにしました。
2021年の中頃の話です。

まず基礎学習は順調にできました。
(といっても、業務後の空いた時間だけなので半年以上かかりました笑)
ただ応用学習の部分で問題が発生しました。

学習ツールにあるようなサンプルを作るのは説明もあるし理解できるのですが、
少し深く勉強しようとすると、難しい数学の知識が必要だったり、
そもそもPythonでできることが多岐にわたりすぎて、
私のように片足を突っ込んだだけのやつには、
全部を勉強するのが非効率すぎることが判明したのです。

ということで、取り急ぎつくるものを決めて
その制作に必要な分の学習をすることにしました。

何にしようか。。。

この時、深く考えなかったのが悲劇の始まりでした。。
2022年はじめの頃の話です。

そこそこ業務が忙しかったのと、
私が使っていた学習ツールに機械学習の項目があったので、
「業務アシスタントWEBアプリ」
を機械学習を使って作ってみることに。

具体的には、お題の言葉だったり画像をもとに
連想できるアイデアを返してくれるWEBアプリを作ってみようと。

おやおや、、悲劇の香りがしてきましたね。

そもそも知識が足りなさすぎて想定外のことが起こりまくります。
その中でも一番の想定外は、WEBやスマホアプリにアウトプットをするためには、
Pythonを勉強するだけではダメだという辛い事実でした。

今回つくりたいWEBアプリだと、
アプリ開発に必要な機能が詰まっているフレームワーク
「Django」か「Flask」の学習と
WEBページを制作するための「HTML」「CSS」
WEBに動きや仕掛けが必要であれば「JavaScript」
の学習が必須でした。。。

薄々は感じていました。
処理を繰り返す命令だったり、条件を分岐させる命令だったりの
基礎学習を終えた段階で頭に浮かんだのは、
「これで何ができるん?」
という不安でした。
その後、いろんな機能が事前に組み込まれている「ライブラリ」の使い方等を学ぶのですが、
Visual Studio Codeというコードを書くエディタの中で数字や画像などの結果が出力されるだけで、
一向にアウトプットのイメージが湧かないまま学習だけが進み、
「これアプリ化ってどうやるん?」
という疑問と向き合えたのはかなり勉強を進めた後でした。

そう、ゴールと思って突っ走っていた所が、ただの通過点だったのです。
それも、何箇所もあるチェックポイントの一つに過ぎないなんて。
絶望です。
心が折れそうになりました。

でも、半年以上の時間を無駄にしたくない想いで踏ん張って、
まずはWEBの勉強をはじめました。

あれ、、、?意外と簡単、、??(今回のコラム2度目!)

そうです。Pythonの学習に比べたら「HTML」と「CSS」は簡単で、
なんといってもコードを書いたらWEBにダイレクトに反映されるので、
テンションがあがる!あがる!
(学習していたPythonの出力は計算結果やグラフや画像がデザイン性なく出力されるだけ)
1〜2ヶ月ほどで簡単なWEBサイトは作れるようになり、
1年近く学習してやっと希望を感じることができました!

、、が、すぐに絶望を感じることになります。
WEBの仕上げには「JavaScript」が待っていました。
うーん、、Pythonみたいな学習をもう一度やることに。。
とりあえず必要なところだけ学習して、WEBの勉強を終えました。

それからPythonに戻って「Flask」の方の勉強を始めることに。。。
しばらく学習を続けて、そこで完全に心が折れました。
2022年11月の話です。

すみません、長くなりすぎたので続きは明日のコラムで。。

下津浦誠の過去のコラム一覧

5648 2024.01.12 Python【後編】
5647 2024.01.11 Python【前編】
5646 2024.01.10 UEFN
5645 2024.01.09 UE5
4215 2017.02.24
NO
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