リレーコラムについて

坂東眞弓

こんにちは。
東京は、きょうは寒いです。
きのうの雨が、とうとう秋を連れてきたのかなぁ。

わたしはこの夏、35歳になりました。

独身です。

24歳くらいで結婚して、こどもを10人くらい産んで……

という予定だったのに、どうして?

そういえば、いま自分のまわりにいる

コピーライターは男の人ばかり。

むかしは女性もいっぱいいたけれど、

だんだん少なくなっていきました。

やっぱり、結婚や出産というのも、

大きな理由になっているみたいです。

昨年のちょうどいま頃、

「女だけのTCC の会」というのがありました。

わたしのような独身組もいましたが、

半分は結婚してたり、こどもを育てている人たちでした。

「仕事がこれからという時にこどもができて

あせったり悩んだりしたけど、

産んでよかったと思っているのよ。」

なんていう話を聞かせてもらって

心強くなりました。

その会に参加した友だちのひとりは、

先月、元気な男の子を出産しました。

1年間の休みをもらって、

来年の夏には会社に復帰するでしょう。

まいにちゴハンを食べたり、いろんな人と話をしたり、

朝まで飲んで騒いだり、泣いたり笑ったり。

そういう生きているっていう経験ひとつひとつが

きっとぜんぶチカラになる仕事だから、

こどもを産むということ。育てていくということ。

おかあさんになっていくというステキな経験をしたら、

うんといいコピーが書けるようになるんじゃないかな。

わたしはそう感じています。

でもね、なんて言いながら、わたしは

結婚してこどもを産んでも、

コピーライターつづけます!!

と思っているわけでもありません。

そのとき、こうしたい、と思ったように

すればいいかな、と思っています。

何を大切に思うかは、

そのときになってみないとわからないから。

でも、ま、いまはとにかく

いい恋をしましょう!

児島令子さんも、「恋は大切だよねー」と

おっしゃっていましたから。

ではまぁそんなこんなで、

次週は、平岡勝年さんが登場します。

独立したばかりだそうなので

こんどは楽しいお話が聞けることでしょう。

みなさん、風邪にはじゅうぶん気をつけて、

お仕事がんばってくださいね。

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