リレーコラムについて

隠れ営業志望の男 その5

森田直樹

運命にもてあそばれてコピーライターになっちゃった
僕ですが、それをよろこんでくれた(たぶん)人もいた。
親父ですが。
営業マンになることは、酒をのんでくだをまくほど嫌がっていた。
営業ほどつまらんものはない、というのが持論で。
あいつらは何もつくれん、したがって何も残らない、とかいってたな。
ちなみに親父は鉄工職人であり建築士である。
コピーライターとは何であるかいまだに知らないし、
知りたいとも思っていないだろうが、とりあえず
職人らしい、という理解でうれしそうだった。
ちょっと親孝行したかな、とこっちもうれしかったんだけど、
それから10年以上も、
サラリーマンほどつまらんものはない、と罵倒され続けている。

次は大塚昇君です。よろしく。

NO
年月日
名前
5513 2023.05.30 廣瀬大 Rちゃん(当然だけど仮の名前です)
5512 2023.05.29 廣瀬大 我が人生最高の時
5511 2023.05.26 関陽子 生(なま)について
5510 2023.05.25 関陽子 不運について
5509 2023.05.24 関陽子 フラについて
  • 年  月から   年  月まで