リレーコラムについて

僕の大好きなCM(3)

尾形嘉寿

昨日は大変失礼致しました。途中で意識を失ってしまいました。

で、今日もすでにへろへろですが、がんばります。

中島哲也監督の続き

「中山美穂さんのANA’s 沖縄」
92年ぐらいですか?オルケスタ・デ・ラ・ルスのノラさんのアカペラ。中山みほちゃん(このころの彼女は本当にすばらしい)「恋をしたら、沖縄へいきましょう」
で、つぎの絵で「けりっ」なんですけど、これがロングで、もうなんつーか、やられたーって感じですよね。で、そのあとのしめの彼女のアップがまた、あの濡れた髪とあのまなざし。中山美穂さんを使ったCMの中の最高傑作です。

ところで、さっきまで具秀然監督とご一緒させて頂いておりまして(今日は監督とロケだったのです)あいかわらずかっこいいですわ。頼れるあこがれのアニキっていうんですか。

で、本日書くつもりだった具さんの作品から。

「雪印バターハーフ」
具さんといえば、永瀬さんの「つやつやハードでキメただろう」からはじまって、「わたしぬいでもすごいんです」「だって8時間だもん、スタミナハンディカム」とか、「資生堂ジェレイド」とか、目鼻立ちのはっきりした作品の印象が強いのだけれど、そしてそれはそれでとてもかっこいいのですが、僕はどちらかというと、具さんの暖かい視線が感じられるもわーんとしたCMがとてもすきなんです。
この雪印のCMはあまりしられていないのかもしれない(僕自身も具さんのパイロットではじめて見た)ですが、すごい名作だとおもいます。
若い子(中学とか高校とか)のリアルさというか、本当に彼らの気持ちを描けるのは具さん以外いないかもしれない。

「進研ゼミ」
キンキキッズ、と宝生舞。授業中、剛「たのむ、一回だけでええねん、やらしてーな」舞「あかん」剛「たのむて」舞「大学うかったらな。」
若い子にコミュニケートすることってそうゆうことですよね。
僕は具さんより歳はわかいけど、もう既にレンズがにごってしまっとっるなあ、と痛感させられます。

あしたから東京出張です。

では、眠いので、ごきげんよう。

ogata

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