リレーコラムについて

二度寝

道山智之

基本は5:30頃目標で起きるようにしてるんだけど、
前の日おそかったりつかれてたりすると
目ざましが鳴っても
二度寝してしまうことがある。

そうすると
「ああ~30分よけいに寝てすっきりした!」
とか
「やっぱ二度寝は最高だね!!」
ということは最近はめっきりなく、
「ああ…なんということをしてしまったんだ…」と
どよーんとなることが多い。

多少つかれてても睡眠不足でも、
バッと起きて(人が驚くくらいの勢いで)、
今の時期だと寒さを数十秒こらえ
ウォーキング用のウェアに着替え、
夜明けの空をながめながら外に飛び出していく。
そうするとじつにすがすがしく、
一日中自分のペースで何でも進められる気がする。

…逆に、ちょっとでも、二度寝をしてしまうと…
(きのうのタイトルは「2度め」でしたがなんとなく「2度寝」より漢字で「二度寝」がしっくり来る気がするのは熟語感が強いから?)
「ああ~あと30分早く起きてれば劇的な夜明けが見れたな~」
「風呂も入れたのにな~」
とかちょっとした後悔が重なり、
一日中、なにか後手に回って追われてるような感覚になる。

ただし、
目ざましが鳴る前に目がさめたときは
堂々と二度寝をたのしむ。
じつにスウィート、
とまではいかないけれど、まあよしとすることにしている。

たった30分で一日がちがう?
不思議なものだがほんとうだ。
たぶん、睡眠時間より、マイペースでいられるか、なのだろう。
ちょっとした予想せぬことが起こったとき、
それに対応していられる数十秒があるか、
それをスルーして後回しにしてあとで気づくと雪だるまになってるか。
そういう物理的なこともあるし、
やっぱり一番は、
「よく起きたな、オレ。えらいえらい!」という気分が一日の最初にあるのか、
「もぉ… なにやってんだよ… きのうの夜約束したじゃん、オレ!」という
第一声(できるだけ実際に声を発しないようにはしています)ではじまるのか…

ほめられてのびるタイプのぼくにとって
(自問自答のときはオレだがやはり文中ではぼくですね)、
どっちの心の声ではじまるかは、決定的に重要なんだろう。

時はどんどん流れていく。
さすが師走。
2度めはさておき(きのうのコラム参照ください)二度寝はしないで、
ぼくのテンポでのりきろう。
そして寒さに耐えかね二度寝したときも、
もう少し“オレ”にやさしくしてやろう。

さて、あしたのタイトルは何にしようか(募集中です)。

道山智之

道山智之の過去のコラム一覧

5084 2017.12.24 もう一度
5083 2017.12.21 二度聞き
5082 2017.12.20 セカンドチャンス
5081 2017.12.19 二度寝
5080 2017.12.18 2度め
NO
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名前
5776 2024.10.11 飯田麻友 同じ店のバーガー
5775 2024.10.10 飯田麻友 令和の写経
5774 2024.10.09 飯田麻友 最後の晩餐
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