リレーコラムについて

「屋久島アタック!」

速水一浩

こんにちは、はやみです。

きのう今日と雨つづきですが、コラム最後は
366日雨が降ると言われる屋久島の話です。

まず行ったのは、もののけ姫のモデルにもなった白谷雲水峡。
はじめての屋久島トレッキングに
「ヤクシカいるかな?」
「森の奥まで行ったら、いるんじゃないか!?」
「ヤクザルもいるらしいよ!」
レンタカーの中からテンションは上がります。

駐車場につき、クルマを停めると、目の前に見えたのは、
ヤクシカでした。。。

気を取り直して、登山口に向かおうと歩き出し
ふと見上げた木の上に見えたのは、
ヤクザルでした。。。

以上。

登山する前から、見たかった動物は制覇です。

とは言え、もののけ姫の“苔むす森”は見たいので
往復6時間のトレッキングを楽しみましたけど。

翌日は疲れをとるための休息日とし、
翌々日、いよいよメインイベント”縄文杉”にアタックです。

往復10時間のコースなので早朝から動きます。
4:15起床。4:45出発。
麓で予約しておいた朝と昼のお弁当を買いこみます。

5:40の登山バスに乗り、6:30にいよいよ登山スタート!
このとき、すでに滝雨でした。
さらにカミナリまで鳴りはじめる中、トロッコ道を歩き続けます。
最初の屋久杉“三代杉”まで90分の予定が、2時間かかりました。

「ここを私たちのゴールとする。」

家族3人、まさかのリタイア宣言です。
まぁ、雨はつらい。おとといの疲れも抜けてないんでしょう。
じゃあオレも戻ろう。
な〜んて思えないんですね〜、ぼくは。

8:45
3人は下山。登山口の待合所で、14時の帰りのバスを待つことに。
ぼくはひとりで縄文杉を目指します。

ひとりになったことで、ペースアップ。
がんがんパーティーを抜いていきます。

9:45
ウィルソン株に到着。
切り株の中から空を見ると、ハートに見えるあれです。
ひとしきり写真を撮りましたが、ここまでガイドブック的には
100分かかるところを、60分で来てます。

そのとき、思いました。

「これ、14時までに下山できるんじゃないか?」
「下山できたら、めっちゃウケるんじゃないか!?」

思いついたら、フルアタックです。
とはいえ名前のついた屋久杉はすべて写真に撮ってます。
イチガンで。自撮りもしたりして。

10:53
ついに縄文杉に到着!
写真をバシャバシャ撮って、さすがにここでは撮ってもらったりもして。
つぎは4人で来るぞ!と思ったりして。

ここまで、下から4時間半。
単純計算で、15:30着?
でも下りだから巻けるはず?
最初は子どものペースだったから巻けるはず?
なんて考えながら、休憩することなく下山。

11:48
ウィルソン株まで戻ったところで、はじめて座って、朝食。
マッハで食べて、すぐに出発。
お昼のお弁当も食べちゃったほうが軽くなるけど、
さすがに両方は食べられず。。。

12:09
トロッコ道まで戻ってきた!
いけるか?いや、いくしかない!

13:30
ついに登山口に到着!
遊んでいた子どもたちが、すぐにぼくを発見します。
狙い通りウケて、何より驚いてくれました。
「引き返したの?」「ホントに見てきたの?」という疑惑にも
自撮り写真を見せて一蹴です。

ですが、ぼくもひとつ驚かされました。
帰りのバスが15時だったんです。

おかげで昼の弁当をゆっくり食べられましたけど。

楽しませるなら、
全力で。

思えば、ずっと、そうしてきました。
元々の性格もありますが、
会社や局、今まで出会った先輩たちの影響も大きいかもしれません。
とても恵まれているなと思います。

そんなこんなで一週間、ありがとうございました。
つぎは、新人賞同期の有元沙矢香さんにバトンをつなぎます。

お楽しみに!

NO
年月日
名前
5691 2024.04.20 長谷川輝波 #マイナス5キロジーンズ@韓国の街中
5690 2024.04.17 長谷川輝波 言葉オブザイヤー@新宿ゴールデン街
5689 2024.04.12 三島邦彦
5688 2024.04.11 三島邦彦 最近買った古い本
5687 2024.04.10 三島邦彦 「糸井重里と仲畑貴志のコピー展」のこと
  • 年  月から   年  月まで