リレーコラムについて

ユジネタ その3

湯治健富

タイガータイガークリエイティブの大林さんから
Facebookにメッセージが来ました。

「“ユジネタ”はもういいから、“乳ネタ”やれよ」
「ボイーン!と行けっ!」

ひどい・・・。無茶ぶりです。
おなじ会社なら、パワハラ&セクハラですよ。
そもそも、“清純派コピーライター”である
ぼくのキャラじゃありません(同意はもとめません)。
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で、まだつづきます「ユジネタ」。(これしかないんです)

きょうは、「湯治」になった“経緯”です。
じつは、大学生までは、「山田」でした。

正確には、苗字が二回変わっているんですね。
時系列にすると、こんな感じです。

 (1)0~6歳・・・・・湯治
 (2)6歳~22歳・・・山田
 (3)22歳~現在・・・湯治

ことの成り行きを、すごく簡単にまとめると、

父がお坊さんになるために、文字通り“出家”(=離婚)。
で、お坊さんになったのちに、
「兄弟で、だれか「湯治」の姓だけでも継いでくれ」の相談に、
ぼくが「はいはい」と受けた。それだけです。

まぁ、成人してたので、「養子縁組」になったんですけどね。
実の子どもなのに、「養子」って・・・。

ただ、スムーズだったのは、苗字を変える決断まで。

あとは、そんなに簡単じゃありませんでした。

まず、家庭裁判所で手続きが必要です。
そして、免許証や各種カードなど、すべてに変更届け。

福岡で働きはじめようとしてたので、
就職先に伝えて、賃貸契約もやりなおし。

住民票が必要だったりするのに、住民票はまだ山田。
おまけに、印鑑もまだ山田。
まだまだ山田、まだ山田、まだまだ山田、まだ山田・・・。

卒論を終えて、ほっとしていたのに、
“Road to 湯治”という険しい道のりが待っていました。
段取りが悪かったんでしょうね。

なんとかかんとか、卒業間際に手続きを終えました。
よし、これから「湯治健富」として生きて行こう。
そう思って、卒業式の日を迎えたら・・・

げっ!

  卒業証書「山田健富」

大学の手続きを、完全に忘れてました ・・・_| ̄|○

もはや事務に走る気力もなく、そのままにしてしまいましたが、
これって大丈夫なんでしょうかね?

「お前は卒業していない」

と卒業証書に言われてる気がして・・・。

あと、もう1つ忘れていました。

友達・知人への、「湯治」になりましたアナウンス。
忘れてたというより、これも面倒で何もしなかったんですね。
まぁ、いつかわかるかって。

だから、いまだに僕のことを「山田」と思ってる人はいます。

事実、今年の最高新人賞だった山本友和さん。
大学の同じ就職活動講座を受けて、
一緒に広告業界をめざしていたのですが、
TCC総会で再会するまで、やっぱり気づいてなかったです(笑)。

ま、ぼくが悪いんですが。

身の回りに、「山田健富」の知り合いがいる方は、
今週末11日の「TCC広告賞展2015・行動展示」にお誘いください。

http://www.admt.jp/exhibition/program/2015_tcc2015.html

「湯治」になりましたって、本人が伝えたがっていますので。

元山田・湯治 健富(ユジ ケントミ)

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