リレーコラムについて

(笑)をとりたいはなし

岡田文章

「文章」と書いて、「ふみあき」と読みます。

名刺交換をしたとき、自己紹介をしたとき、
「お仕事とぴったりなお名前ですね」と言われることが多く、
に対して
「いや、コピーライターならいいんですけど、CMの人間なんで。
惜しいんですよねー笑」と返す。
このくだり、完全にデフォルト化、してます。

両親がともに出版系だったり、執筆業だったり、「文章」に携わる職業に対する憧れがあったようで、その想いを息子に託した、というのを子供の頃きいたことがあります。そんな宿題がでたときでしょうか。
おとなになってからは確認していないので真意の程はわかません。(よい機会です、改めてきいておこうと思います)
そんな、2人の想いに対して、若干、先ほどの名前に対する返答の仕方が、
失礼なのかもしれないな、と思うことがあります。

CMの人間だって、CMの人間こそ、コトバのプロたれ、と普段思っているんはずなんですけどね。セリフに関しては、コピーライターに負けたくありません。

なので。

いつか、(笑)を添えたくなるような、若干へりくだった返しをすることなく、
「そうなんですよ!文章の、プロなんで。いい名前、つけてもらいました」と。
そう強くこたえることができる、名前通りの、「文章のプロ」になりたいと、最近強く思う次第です。
…でも、そんなこと言うやつ、ちょっと苦手だなぁ、仲良くなれないタイプです(笑)

あ、また、(笑)、使ってしまった。

ということで一週間、お付き合いいただきましたが、
リレーコラム、来週は、井口雄大さんにお願いしました。
昨日、今日と、「プロ」について書きました。
井口くんとはたった一度しか仕事をご一緒したこと、ないんですが、
「あー、はやいコピーを書く人だなぁ!」と感心したのを覚えています。
CMの人間が、音像の掛け算で15秒、30秒かけてどうにか伝えようとしているメッセージを、一行のコピーで、さらっと、伝える。
コピーライターって、そもそもそういうことなのでしょうが、
そんなプロの仕事を当たり前のようにできる方です。プロです。
また一緒にお仕事したいなぁ。
と、井口くんへのラブレターで、リレーコラムを、しめてみます。

一週間、駄文にお付き合い下さり、ありがとうございました。

またいつか機会を!

NO
年月日
名前
5680 2024.03.29 鶴香奈子 おあとがよろしいようで。
5679 2024.03.27 鶴香奈子 桜の季節ですね。
5678 2024.03.25 鶴香奈子 今の時代の「いいコピー」って何?
5677 2024.03.23 松村祐治 マルコムさん
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