リレーコラムについて

多胡 ← 読み方は?

多胡伸一朗

ご覧の通り、僕の苗字はレア物です。
名刺交換の時なんか、
2回に1回くらいは苗字の読み方を聞き返されます。
一番よく間違われる読み方が「たこ」で、
一番よく間違われる書き方が「多湖」です。
正しくは、多胡(たご)です。

昔からこの苗字でいじられ、
遊ばれ、からかわれました。
「タコタコあがれ〜」や
「タゴのうらゆ〜」なんて、日常茶飯事。

当時、「鈴木くん」「佐藤くん」という
斬新なネーミングのスナック菓子が売られていましたが、
「多胡くん」というネーミングの商品化は今後絶対ない!
と小学生ながら切ない気持ちになったのを覚えています。

多感な小学生だった自分は、
この苗字が嫌で嫌でしょうがなかったのですが、
今はこの苗字で良かったと思っています。
良くも悪くも目立つし、覚えてもらいやすいし、
初対面ではちょっとした
コミュニケーションも生まれたりします。

今でも、病院などで
「たこさん、たこさん、おはいりください」
と呼び出されることがありますが、
そのたびに蛸壺を思い浮かべることにはもう慣れました。

営業の仕事をしていた父は、
ビジネスシーンなどで
「読み方はタコさんでいいのですか?」
とあまりにも言われるので、
「いえ、イカですねん」とボケていたそうです。

ちょっと前、どっかのコンビニで
「多胡麻」というネーミングのせんべいを見つけました。
(「胡麻」が「多く」入っているせんべいです)
うれしくて買ってしまいました。結構おいしかったです。
ネットで調べてみたら、
カネフク製菓さんの一押し商品でした。

というわけで、みなさま
多胡(たご)をどうぞよろしくお願いします。

NO
年月日
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