リレーコラムについて

ボラ話① なんでお前が、ボランティア?

村田圭誉

「ボランティアのことを書いてほしい」と、丸原さんに言われて、
バトンを受け取った村田です。なかなか難しいテーマだけど、
これを読んだ人がちょっとでもボランティアに興味を持ってくれたら、
と思いつつ、ボラの話、はじめます。

「なんでお前が、ボランティアに行くの?」と、よく言われる。
長髪、アゴ髭、色つきメガネで、いつも全身黒い服。「偽造カード犯罪が
増えていて…」と警察官に声をかけられ、荷物検査されたこともある。
およそボランティアの持つ“マジメでいい人”といったイメージからは
程遠い人間だから、まあ、しょうがないけど。

では、なぜ、そんな自分が被災地・宮城にボランティアに行くのか。
(今のところ10回行って25日活動。)

その理由は簡単。行かなきゃ!と思うから。

そもそも出身が宮城で、小さな山ひとつ越えたところが被災地の
亘理町、山元町。実家からほんの15kmほど行けば、馴染み深い海がある。
高校の時、中古で買った250ccバイクに乗って何度となく行き、
友だちと一緒に泳いだり、バカ話をしたり、ボーッとしたりした、その海。
両親も、実家も、無事だった。
でも、3.11以降、気持ちが落ち着かない。ずっとザワザワしていた。

ゴールデンウィーク初日、妻と子どもと一緒に宮城へ。
戦争か?と思うほど多くの自衛隊の支援車両が行き交う中、
甚大な被害を受けた沿岸部を見に行く。家屋は壊され、電信柱は折れ、
道端には船が転がり、田んぼ一面に自動車が散乱。
妻は泣き、息子は持って行き場のない憤りから不機嫌になり、
そして、自分はボランティアをやろう、と思った。

ただ、ボランティアなんてやったことがないので、そうとう不安だった。
四十肩で、ぎっくり腰やっていて、ふだん持つもので一番重いものといえば
一升瓶。自慢じゃないが、体力にはまったく自信がない。
そんな時、「ゴールデンウィーク終盤からボランティア激減」のニュースが。
3日前、自宅のある浦和に帰ってきたばかりだったが、
これはもう行くしかない。再び宮城へ、クルマを走らせた。

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