リレーコラムについて

海外出張な日々

板東英樹

今年の4月、社内異動で
広島から来たCDが言いました。
「ワシにとっては海外移籍ですわい!」と。

たしかに、四国は島国の中の島国。
見方を変えれば海外・・・と言えなくもありません。
交通手段はもっぱら飛行機です。
電通西日本松山支社に移籍する前の私は、
できることなら飛行機には乗りたくない人、でした。
でも、そんなこと言っていたのでは、
松山では仕事ができません。

いきなりサッカーネタで恐縮ですが、
オランダ代表&アーセナルで一時代を築いた
かの名選手ベルカンプのように、
「飛行機でしか行けない遠征地ならNG!」
・・・なんて言うセリフを吐く事など許されません。

たとえば、松山にはCM制作でいう
MA(音入れ)スタジオがありません。
東京や大阪なら「外出」になるはずのMAが
松山では「出張」となります。
前述のCDのお言葉を借りれば「海外出張」です。

予算も潤沢ではありません。
いつも家計をやりくりする主婦のように
限られた制作費の中から海外出張費を捻出してます。
だけど、クリエーターにとって
コスト管理への意識は非常に大切です。
この部分は、松山に来てかーなり鍛えられました。

そんなこんなで海外出張の日々なのですが、
この間、大阪出張に寝坊してしまい、
次の便で追いかけることになりました。
その便は、何かとニュースな機体、ボンバルディア!
過去には何度も乗っていましたが、
整備不良で足止めを食ったり、
不時着したかで運航中止になったりで、
いつの間にかボンバルディア恐怖症になっていました。
松山-大阪間は1日7便あるのですが、
あろうことか4便がボンバルディアなのです。
しかも、よりによってちょうどいい時間帯に(泣)

とりあえず営業に「スンマセン」を連発して電話を切り、
寝坊がきっかけでオレの人生終わるかも・・・
ま、人生、最期なんてそんなきっかけかもなぁ、
なんて思いながら、ボンバルディア機の待つ松山空港へ。
機体の搭乗には滑走路を歩いていくのですが、
これで最期かも・・・と思って嫁に電話をかけました。
「うん、気つけて。・・・大丈夫大丈夫。じゃ。プープープー」
ま、人生、最期の会話なんてそんなもんかもなぁ、です。

今こうして無事にコラムを書いている私ですが、
スケジュールをジェットの時間ありきで
決めようとする姿勢だけは一貫しています。
仕事仲間の皆さま、どうかどうか温かい目で見守ってくださいね。

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