リレーコラムについて

おっかけ人生と私。

塚越康仁

みなさん、こんにちは。電通中部支社ツカコシです。

さて、みなさんは昨年のストーンズ、何回行かれましたか?
私は札幌・東京・埼玉・名古屋、全出席でした。
ちなみに、NYマジソンスクエアガーデンの
最前列でも見てきたんですよ、えっへん。
おかげで、すっかり貧乏になりましたけれども。

さて、本日のお話は、
昨年、ストーンズ名古屋公演へ向かうため
東京駅にいた私にかかってきた、
一本の電話からはじまります。

RRRRRRRRR♪
私 「はい、ツカコシです」
CD「ああ、オマエの名古屋行きの件だが・・・」
私 「ギクッ・・・」

電話は、当時の上司(CD)からでした。
CDには、ストーンズで名古屋へ行くこと、ナイショにしていたので、
「さすが、部下の行動はお見通しだ・・・」と感心しつつも、
「仕事で戻って来いって言われたくないなぁ」と思いつつ
ケータイで会話を続けました。

CD「名古屋、本当に、行くのか」
私 「はい、行ってきます」
CD「そうか・・・行くのか・・・」
私 「行かせていただきます!」
CD「どうしてもか・・・」
私 「こればかりは、譲れません」
CD「ふ〜む・・・」
私 「今、行っとかないと後悔する気がするんです」
CD「じっくり、考えたんだな」
私 「実はもう、何ヶ月も前から決めてたんです」
CD「そ、そんな前から・・・」
私 「・・・黙っててスミマセン」
CD「いやいや・・・」
私 「でもほら、今、行っとかないと、いつ死んじゃうかわからないし」
CD「死ぬ?まだ、そんな歳じゃないだろう」
私 「いえ、この世界では、もう充分、高齢です」
CD「そんなもんかなぁ」
私 「行けるうちが花ですし」
CD「・・・わかった。もう、止めん」
私 「ありがとうございます」
CD「しかし、そんなに行きたがってたとは・・・」
私 「反対されるのがこわくて・・・」
CD「よし、わかった。俺からも局長に言っておく!」
私 「局長?なにも、そこまで大きな話にしなくても・・・」
CD「オマエの人生だ、悔いを残さないようにな」
私 「またぁ、人生なんて・・・もう大げさですよ(笑)」
CD「がんばれよ、中部支社でも!」
私 「はい!え?ええええええええええええええ?」

と言うことで、昨年の6月より、
電通中部支社第2クリエーティブ室勤務のツカコシです。

でも、そんなことがあったストーンズ名古屋公演の後、
友人と移動した居酒屋に、なんと、
バーナード・ファウラー(ストーンズのバックボーカル)が来たんですよ!
一緒に肩組んで写真とって、その上、
ついに、ついに、ストーンズのピックをゲットォォォォォ!!

東京・大阪・福岡・札幌・横浜・埼玉、
NY・シアトル・デトロイト・バンクーバー・ロンドン、
どこへ行っても決して手に入らなかったものが、
名古屋では、拍子抜けするほど、あっさりと手に入りました。

名古屋、私の最強のハッピープレイスかもしれません。

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