リレーコラムについて

大橋照子さんと私。

塚越康仁

はじめまして。電通中部支社のツカコシと申します。
TCCは1990年の入会になります。
佐々木康晴君から、このやけに重たいバトンを押しつけられました。
いろんな指紋ついてるし。怖いよ〜。早く渡したいよ〜。

さて、ではさっそく、今回のお話です。
ちょっと恥ずかしいのですが、タイトルにある「大橋照子さん」。
この名前に甘酸っぱい思い出を抱えている人はいませんか?
実家の本棚に「愛の風は、風力3。」が並んではいませんか?
中学時代、彼女こそ、私のアイドルでした。

大橋照子さんは、今で言う(昔も同じだ!)、女子アナです。
ただしTV局ではなくて、日本短波放送(当時)の。

私の中学生当時、BCLがブームになっておりまして(恥ずかしい)。
海外放送局の日本向け短波放送をキャッチして、聞こえ方のチェック、
確かSINPOコード(おお!覚えてるもんだ!)を放送局に送ると
受信証明書(ベリカード)がもらえる・・・というヤツでして、
まぁ、これに夢中だったんです。

短波ラジオの名機、
「SONY・スカイセンサー(このネーミングにもしびれた)5900」に
カセット録音機能がついた「5950」を、
親にはNHKの「基礎英語」を録音するから・・・と言って買ってもらい、
実際は「基礎英語」そっちのけで、
短波放送をキャッチする毎日(んもう、暗いなぁ)。

そんな頃、偶然そのラジオから聞こえてきたのが
大橋照子さんの美声だったんですね。もう、一撃でした。
昨今の声優アイドルに熱を上げる少年の気持ちが、私にはわかります。

もともと、家族とTVを見るより、
ひとりラジオを聴くほうが好きな子供でしたので、
それからは、ホントにラジオが友達、ラジオが恋人。
大橋さんの番組はもちろんですが、
夜10時(9時だっけ?)とくれば・・・
熊倉一雄さん朗読(違ったかな?)の「夜のミステリー」。
これが、怖かった!10分ぐらいの番組だったと思うのですが、
明るい調子のCMが始まると
「ああ、やっと終わったんだ・・・」とホッとしたことを覚えています。

高校への受験勉強を始める頃には
もう深夜までずっとラジオつけっぱなし。
そしてちょうどその頃に、
明らかに妙な、一体何をやっているのかわからない、
しかし、決して今まで聞いたことのないラジオ番組と出会います。

それが!(・・・まぁ、もうベタで申し訳ないんですが)
旺文社提供「それゆけ!スネークマン」。
あのシニカルさ、くだらなさ、権威的なものをコケにする態度、
世の中には、なんてバカなことを考えている人がいるんだろうと、
もう、心底、感激しちゃったんですね。
そして、それが、とてもカッコイイと思ってしまったわけです。

この番組を聞いてしまってから、なんとなくぼんやりと、
将来は自分も、自分の書いた文章で、人を笑わせてみたいなぁ、
バカなことしたいなぁ、なんて思い始めた気がします。

ということで、1回目でした。長すぎですね。失礼しました。

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