リレーコラムについて

趣味と広告/映画篇

廣澤康正

今日は、映画の話をします。いやぁ、映画が趣味っていっても、映画好きの人と話すとタジタジになっちゃう程度のファンなんですけど。

もう最近はあんりいい映画には出てこなくなっちゃって残念な、クリストファーランバートという俳優がいます。リュックベッソンの「サブウェイ」をはじめ「グレイストーク」「ハイランダー」「シシリアン」などに主演してた人です。で、もうずいぶん前になりますが、ある日フォアローゼズブラックというバーボンのCMの企画をしてた時、彼のことを提案しました。甘い感じだけど芯は強そうで、そんなにメジャーじゃなくて、でもどっか存在感のある人が良かったのでピッタシだったんだよね。彼を知ってた人は誰もいなかったけど、結局はオッケー。そのクライアントは、メジャーなタレントを起用してそれしか記憶に残らないようなCMがお嫌いな、とてもよい方々でした。これで、クリストファーランバートに会えるぞへへへ、と思いました。オールスタッフのときに、彼のことを話したら、結構みんな「実は俺も好きで」とか「一度会いたかった」とかミーハーなことになって、楽しかったなぁ。

僕はタレント広告が好きじゃありません。そりゃぁ企画とか、その企業の姿勢にぴったりの人ならいいけど、なかなかそんな人はいなくって、まぁ目立つためのシンボルとして起用される場合が多いと思うんです。で、それが単純に、売れてるタレントってことでいいんだろうか?やっぱりなんか違う気がします。

それから映画ネタをもうひとつ。ニコラスケイジが出てたデビットリンチの「ワイルドアットハート」の中で、彼がいつも着ている蛇革のジャンパーについてのセリフがあって、「こいつは魂の自由を信じる俺ってヤツのシンボルなんだ」って言うのね。カッコ良かった。で、ジーンズのCMで使っちゃいました。着るものがその人の思想の象徴になっているというのは、その本人が思ってるだけだとしても、なかなかいいなと。ナレーションは「魂の自由を信じろ。」というんですけど、映画の話をしながらプレゼンして、了解していただきました。僕も実際にテレビでは見たことが無いくらいのオンエア状況だったけど、見た人はいるかなぁ?でも、これってパクったってこと?バリーギルフォードって人が脚本だったと思うけどゴメンナサイ。そういえば、デビットリンチって変だよね。「ブルーベルベット」は特に好き。「エレファントマン」は特に嫌い。テレビでやった「ツインピークス」は、続きが見たい。

あと、なかなか映画館には忙しくて行けない人々にオススメしたいのが、CSの「カミングスーンTV」。これは24時間映画情報番組で、すごい量の映画が紹介されます。最近の深夜は「VIBE」よりもこっちを見てるほうが多いかも。

これだけの情報じゃ、僕の嗜好が解るわけは無いと思うけど、オススメの映画があったら教えてください。では今日はここまで。

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