リレーコラムについて

趣味と広告/サッカー篇

廣澤康正

それでは第3弾、サッカー篇。これは、長い歴史ありですね。最初が中学の時で、サッカーが面白くてクラブを作ろうと思ったんです。そしたら体育の先生が、サッカーは子供の足の発育に悪いとかテキトーなこと言われっちゃってダメでした。次に高校では、音楽がやりたくなったのでサッカー部には入らず、そのかわり3時限目が終わると昼ごはんを食べちゃって、昼休みはフルにサッカーの試合という毎日。その後、大学でクラブに入ったものの、月曜から土曜が練習で日曜が試合という日常についていけず、一年で退部。プレー経験は以上です。プレイヤーとして挫折したもんで情熱も無くなり、Jリーグの開幕まで、観に行ったのも2〜3回。やっとJリーグで情熱が復活し、今ではインターネットで最初に開くのがニッカンスポーツのサッカーページで、報知、サンケイ、中田のホームページをチェックする毎日を送っているわけです。ま、このくらいのサッカーファンは、掃いて捨てるほどいるはずだけど、そんな趣味を仕事にも活かせるのがコピーライターのよいところですね。

キッカケはワイデン&ケネディの会議室。別のキャンペーンの打ち合わせ中だったのですが、そこに「廣澤さん、サッカー好きだったよねぇ。」のひとこと。これで、高校サッカー選手権に流すナイキのCMの企画が始まりました。途中、徹夜の日々のことは省略しますが、プレゼンで決まった案は、Jリーガー達が自分の高校サッカー選手権の戦績と、高校時代の思い出をボードに手書きして持ってるというもの。これで、Jリーガー達に会えるぜ。自分の好きなものは、アピールしとくもんですね。

特に感慨深かったのが、エスパルスの伊藤選手との時間。セッティングの間、ロケバスの中で30分以上も話すことができました。話題は、アトランタオリンピックの時のこと。いえ、彼のゴールじゃなくて、その当時のチーム状態のことが聞きたくて。いろいろ話せて嬉しかったです。あとは、小野選手。撮影の合間に数人が輪になってパスを回し、中にいる鬼に取られないようにするゲームとかの相手をしてくれて、本当にサッカー好きな感じが良かったなぁ。それと、ガンバの小島選手。とにかく明るい性格で、ボードに書くフレーズのためのインタビューがとても楽しかった。

あと、プランニングの段階から最後までず〜っと一緒にいたのが、本当はアーティストのディレクター、タナカノリユキ氏と、本当はコピーライターだけどCMのプランも面白い濱田篤氏。この仕事ではみんながオープンにあらゆることを相談しながら仕上げていったので、とても充実感がありました。今後はなるべくそんな関わり方で行こうと思っています。ジョン・ジェイ氏のディレクションも勉強になりましたし、サッカーのおかげで本当にいい仕事に関われました。

ところで、中田のポジションはどうなの?来週はきっとトッティも帰ってくるしなぁ。ま、今日はここまで。

NO
年月日
名前
4993 2020.10.28 古屋彰一 軽さという神様への誓い
4992 2020.10.27 古屋彰一 クマとスプレーとわたし
4991 2020.10.23 神戸海知代 現実を変えるのは、ぼくら自身だ。
4990 2020.10.22 神戸海知代 人はなぜ、マウンティングをしたがるのか?
4989 2020.10.21 神戸海知代 感情も、行動も、表現すること。
  • 年  月から   年  月まで