リレーコラムについて

あ、日曜だ。やばいでしょ。

小西利行

なかなか書く時間がない!と思っているウチに、
もう日曜じゃないか!しかももう23時54分。
これを書き終える頃には、すでに明日なので、
つまり、これは明日からの人のコラムに進入することになる。

このリレーコラムは、月曜から土曜まで書くことを原則と
しているらしい。まったくのルール無視である。

そういえば昔から、たまにルールを無視することがある。
というか、いきなりリミッターが効かなくなることがあるのだ。
次の日に仕事で早いのに、ついつい飲んで、あ、朝だ!ってことになったり、
そんなにお金も持ってないのに、あ、こんなに買っちゃったとか。

とはいえ、この業界に入って、まだまだ世の中は広いと知らされた。
飲みに関しても、買い物に関しても、強者はいるわけで、
ああ、僕は今まで大海を知らない井の中の蛙だったのだ、
と知ることが何度もあった。というわけで、さらに飲んだり、食べたり、買ったり。
このぐらいはみんなやってる!と思いながら、どんどんエスカレートする。
もはや、バカである。

でも、リミッターが切れるのは重要なことである。
人でも企画でも世の中でも、いつでも、予測の範囲に
とどまっていることほど面白くないことはない。
え!それはおかしいでしょ。バカでしょ。もう・・・・!だよ、
と思えることの方がもちろん面白い。
とんでもない類人猿似の男が美女と結婚したことに種の保存本能の不思議を思ったり、
逆に凄い美形の男子が、凄い女性をもらって、何かあったのかな?と勘ぐったり、
少年誌のラストのページで広告している「お金持ちになる石」を買ってみたり、
それで本当にお金持ちになって驚いてみたりしたいのだ。
正直、札束のプールで美女を侍らせながらシャンパンを飲みたいのだ。

予測のつかないことをしてみると、シャンパンは飲めないまでも、
いろいろ開けると思う。何か新しいことが始まったりする。
少なくとも、僕はそう信じているし、正常の範囲から逸脱する部分を持つために、
できるだけ、自分の欲望にリミッターはかけないようにしている。

あたりまえのことだが、すべてにリミッターがかからない人はいけない。
それはただの変態か犯罪者だ。僕の言ってるのは、あくまで、
自分の一部の、しかも、できれば人の迷惑にならない程度に、
小さなリミッターを切ることだ。それでも十分だ。
すべてがルール通りの人よりも、数百倍は面白い。

だから皆さんも、節度を持ってルールを破りましょう。
そうすれば、少し自分が面白くなることでしょう。

ということを思いながら、コラムのルールを破っている自分を
正当化するコラムを書いてみた。かなり無理があったな。
ま、いいか。許して欲しい。

というわけで、ゆるく4回のコラムを書き終え、
次の方へとバトンを渡す、というか、投げるのである。

次回は、最近凄く仲が良くなった(と勝手に思いこんでる)
電通のアカマっちゃん、こと、赤松隆一郎さん。
男前かつ面白い男かつミュージシャンかつ才能溢れるプランナーという
最強の男である。まいった、間違いなく勝てない。
というわけで、来週からのコラムを僕も期待しつつ、
これにて閉幕。

ありがとうございました。小西でした。

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