リレーコラムについて

先日の話。

山上陽介

先日、23年前の自分の声を聞きました。

実家が引っ越しをすることになり、
久しぶりに帰って荷物を整理していたときのこと。
懐かしの品々に混じってタンスの奥から出てきたのは、
ラベルに「陽介の声 1982年」と書かれた、古いカセットテープ。
書いてある文字の癖から察するに、
どうやら父親が録音したものみたいです。

なんだか、親の愛情を感じて、けっこう感動してしまいました。
23年前、6歳の僕は何をしゃべっていたんだろう。
あったかい気持ちになりながら、さっそく再生してみました。
聞こえてきたのは、幼い頃の自分が夢中で遊ぶ声。

「・・・ぷっしゅー!・・・とわっ!うんぎゃっ!・・・ちゅいーん!
・・・だだだだだだだだっ・・・あぎゃ、あふん、あふん、あふぁっ!
男になるんだっ!・・・男?・・・男になるんだっ!・・・とぅあっ!
ぎゅーん!・・・ぴぴっ、ぼっかーん!どっかーん!ぷひゅー・・・」

これがずっと続いてました。
カセット1本分、たっぷり46分間。

きっと、23年前のある休日、父親はふと思い立ったのでしょう。
超合金やブロックで遊ぶ6歳の息子の声を録っておこうと。
しかも、カセット1本分、ノンストップで録っておこうと。
なんでそう思い立ったのだろう?
理由はよく分かりません。

というわけで、山上陽介です。
初日からなんのオチもない話ですみません。
こんな僕ですが、一週間、よろしくお願いします。

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