リレーコラムについて

川の話

明石靖彦

同じ熊本県出身ということで、
まだ見ぬ(今週お会いする予定!)の丸山さんから
バトンをいただいた明石です。
このコラムもなにを書いたらいいかなあという感じなので、思いついたことを
だらだら書きます。すみません。

僕は、たまに、川の旅にでかけます。
カヌーにのってビール飲みながら、2日くらいかけて
のんびりのんびり川を下るのです。

カヌーというと、ヘルメットをかぶってファイト一発、激流を下るフネか、
レトリーバー犬などを乗せて湖などに浮いているものが一般的ですが、
そういうのとはまた違って、ファルトボートという、
おりたたみ式のカヌーです。

アルミのチューブでできたフレームをつないでいって、
そこに丈夫なナイロンでできた船体布を被せると、
3・7メートルのなかなか立派なフネが出現します。
たたんでしまうと背中に背負えるくらい小さなバックパックになります。

このフネに乗って、ロクに漕ぎもせず、川の流れに
ただ流されるだけ。ビールを飲みながら、
「いやあ、これは、また、いい天気だなあー」
などと非生産的なことをつぶやいていると、
流れの速い瀬のところで波をかぶったり、フネが
ひっくり返ったりしてビールが水割りになります。

自分が操る乗り物なのに、酒を飲んだり、ぼーっと好きなだけよそ見をしたりしながら
ツーリングできるのはひょっとしてカヌーだけじゃないかと思います。

仕事でいっぱいいっぱいの時とかに、
ふと、「ああ、いまも川って自分に関係なく流れてるんだあ。」と
当たり前のことを思い出して、妙に励まされたりします。

明石靖彦の過去のコラム一覧

1090 2004.01.30 川の話(岩篇)
1089 2004.01.29 川の話(ガビガビ隊篇)
1088 2004.01.28 川の話3
1087 2004.01.27 川の話その2
1086 2004.01.26 川の話
NO
年月日
名前
5065 2021.01.25 福宿桃香 ほんとうにあった怖い話/電車
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