リレーコラムについて

遅すぎだろ!と、AIと、

内藤零

実はAIを本格的に使い始めたのは、昨年末くらいからです。

 

それまでは少し距離を置いていたのですが、ひょんなことから

社内の「AIプロジェクト」(使用するAIやそのルールなどを定めるプロジェクト)の

メンバーに名乗り出て、使用頻度が一気に増えていきました。

 

その前から「最近のAIはすごいぞ!」という声は聞こえていました。

いざ使ってみると、驚くほどに速かった!僕が想像していた以上でした。

それから約10ヶ月の間にも、AIはどんどん進化を遂げている。

 

でも一方で、僕は「AIって遅いよなぁ」とも思うんですよね。

あ、超わかりにくいと思うので、これから説明します。

 

僕がとある広告主からオリエンを受けたとします。

3日かけて、表現コンセプトが出来上がったとします。

AIにそのコンセプトを放り込んで、ディレクションして、キャッチコピー案を500本出してもらう。

質はさておき、そのアウトプットが10分で終わったとしましょう。

 

「10分でコピー500案は速い」とも思うのだけど、

僕はその10分ほど前に「命令」を打ち終わってますよね?

もっと言えば、3日前から表現コンセプトを組み立て始めている。

 

つまり、こちらの方が3日間も早いってことになる。

AIは僕より3日も遅い。遅すぎだろ!そう、いつだって僕はAIよりも早い。

 

というようなことを社内AIプロジェクトのチームで発言したところ、

急にメンバーたちの顔色が変わってきました。

 

「おいおい、正気かよ!?」

「お前、屁理屈にもほどがあるだろ!?」

「やばいっ!内藤の頭がついにおかしくなったぞー!!」

 

などと、さんざんな言われようでした。

僕はまったく、ふざけているつもりなどなかったんですけどねぇ。

 

こういう話になると、いわゆる「AIエージェント」のことを言い出す人も多いですが、

いやいや、それも「こう行動しろ!」と人間が先に設計したんでしょ、なんて思っちゃいます。

 

そう、アキレス(AI)は亀(僕)に、永遠に追いつくことなんてできないんです!

と思ったものの、あれは結局は追いつけちゃうんで、話が違ったかもしれません。

 

サン・アドの内藤零でした。ではまた、明日か明後日に!

NO
年月日
名前
6211 2026.11.06 原智史 博報堂
6210 2026.11.05 原智史 コピーライターという仕事
6208 2026.11.04 原智史 コラムってなんなのさ
6207 2026.11.02 原智史 シンギュラリティの思い出
6206 2026.10.30 田村友洋 性格診断
  • 年  月から   年  月まで