リレーコラムについて

佐藤B作と、AIと、

内藤零

僕はAIに意地悪な質問をするのが好きです。

 

ちょっと前には、AIに「佐藤栄作と佐藤B作って夫婦だよね?」

と投げかけてみました。(どんな質問だ!?)

 

もちろん「いいえ、違います!」と答えが返ってきました。

しかし驚くべきことに、

「この2人は名前は似ていますが、年代も職業も性別もまったく異なります!」と、

さらなる回答をアウトプットしてきたのでした。

 

え、性別が違う?それは嘘だろ!どっちも男だろ!?

すかさず僕は、「いや、性別は同じだろ!」とドヤ顔で打ち返しました。

 

ああ、でも、こういう間違いをおかしてしまうのって

「めちゃくちゃAIっぽいなぁ」と思ったのでした。

つまり、AIって喋りすぎなんですよね。

 

人間だとおそらく「佐藤栄作と佐藤B作って夫婦だよね?」と聞かれたら、

「いや、違うだろ!」で話は終わりだと思います。

あるいは、馬鹿馬鹿しすぎて無視されてしまう可能性もあるかもしれません。

 

だけど、AIたちは底なしに饒舌なので

「違います!」という数文字の回答だけでは飽き足りません。

こちらが頼んでもいない余計な情報をどんどん付け足していってしまう。

そこで彼らは時として、愚かにも「語るに落ちる」のです。

 

そして、さらに饒舌なAIはその後に、

 

「今度は日本の歴代総理について調べますか?」

「佐藤B作さんが旗揚げした劇団を調べますか?」

「佐藤栄作さんがノーベル賞を受賞した理由について調べましょうか?」

「佐藤B作さんの配偶者、あめくみちこさんの情報が知りたいですか?」

 

などと、本当にどうでもいいことまで、まさに出血大サービス!

 

そう、自分の知っている情報をどんどん出したがるのです!

まるで普段は人見知り(陰キャ)なのに、自分が得意な分野になると

異様に饒舌になる人物(僕かも?)を見ているようです。

 

AIと接していてふと頭に浮かぶ慣用句が2つありまして、

ひとつはさっき書いた「語るに落ちる」。

そして、もうひとつは「過ぎたるは及ばざるが如し」です。

 

さて、なぜ僕がAIに意地悪な質問をするのかというと、

「いかにAIにハルシネーション(デタラメ)を出力させるか?」という、

何とも意地の悪い実験をしているからなのでした。

そうして、この「佐藤AB事件」が生まれたのです!

 

他にも「滝川エメラルド事件」「花王ビオレ湖事件」などがあるのですが、

それはまた次の機会に。

 

いずれにしろ、タチの悪い僕のAIイジメは、これからも続くのでした。

 

サン・アドの内藤でした。それでは、また明日か明後日に!

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