リレーコラムについて

アイデアは自分の分身か否か

宮坂和里

こんにちは。大学時代はストリートダンスとネズミの解剖に打ち込んでおりました、宮坂和里です。
最後の投稿です。

 

「企画者には2種類いる。アイデアを自分の分身だと思って出すタイプと、アイデアと自分を切り離して出すタイプだ。前者はアイデアにダメ出しされると自分の人格まで否定されたような気がして落ち込んでしまうが、逆に褒められた時の喜びが大きい。後者はダメ出しでダメージをそこまで食らわないが、アイデアを褒められても人格が褒められているとは感じない」

 

こんな話を聞いたことがあります。
人から聞いた話なので、本当かどうかはわかりません。
でもなんとなくわかるような気がします。
みなさんはどちらでしょうか。

 

私は、おそらく圧倒的に後者です。
言うなれば、アイデア出しは射的をしているような感覚です。
できるだけ的の中心を狙いつつ、当たる確率を上げるためにできるだけたくさんの弾を撃つ。
的が見えなかったりたくさんあったりする時もあるけれど、基本はとにかく当たりを目指して撃つ。
そんな感じです。
決して腹を痛めて産んでいる感覚ではない。
当たれば純粋にすごく嬉しいけど、それと私の人格は関係がない。
外れたらすごく悔しいけど、いくらでも替えの弾はあるので次当てることを目指すだけ。
なので、「おもしろくないねー」「ダサいねー」にめげずに、元気に仕事をつづけることができます。
という、売り込みでした。

 

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初TCCコラム、めちゃくちゃ難しかったですが楽しく書かせていただきました。ありがとうございました。
今回バトンを受け取る以前から、「あのコラムを書くにはまだ人生が足りないよなあ」と思ってはいたのですが、本当に全然足りなかったです。
次回また書かせていただく機会がありましたら、その時には皆さまのような深いい話を書けるよう、これから一生懸命生きたいと思いました。

次のバトンは、関西支社の先輩、アボット・マーク・シュンさんにお願いいたしました。
博報堂内で一番名前の長いアボット・マーク・シュンさん。
初対面の人の前ではしばらくカタコトの日本語で喋るアボット・マーク・シュンさん。
実はごりごりの京都弁を操るアボット・マーク・シュンさん。
最高の先輩です。どうぞよろしくお願いいたします。

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