リレーコラムについて

いちコピーライターが虎ノ門広告祭に登壇してみて

都竹玲子

はじめてTCCのリレーコラムを書いた4年前のこと。身のほど知らずにも私は、大好きな児島令子さんにバトンを渡しました。まったく面識はなかったのですが、好きパワーと同じ「れいこ」であることを支えに、ふるえながらメールの送信ボタンを押して。冷静に考えると、その時、指を止めてもよかった。けれど「好き」が止まりませんでした。

溢れ出た「好き」を市川晴華さんがキャッチしてくださり、このたび、虎ノ門広告祭というキラキラ(ギラギラ?)なお祭りに登壇できることになりました(虎ノ門広告祭は絶賛開催中です!2026年10月17日土曜まで)。

その名も『児島令子さん大好きクラブ』。発起人の市川さん、嶋野裕介さん、三島邦彦さん、茗荷恭平さん、そして私という大好きクラブメンバー。

 

(茗荷さんデザインのロゴがとっても可愛い!)

 

10月13日火曜。朝、鮭おにぎりをつくりながら、バナナとおにぎり、どちらを先に食べるべきか迷いました。食べやすいバナナから食べました。

集合場所である虎ノ門ヒルズ TOKYO NODE 8階に着くと、嶋野さんがいらっしゃいました。生身の嶋野さんのキラキラオーラがすごい!続いて、他のお三方もやってきてキラキラの集合体に圧倒されながらも、これからみなさんと児島さんの話ができると思うとワクワクしました。

12時15分ぴったりに、ご本人不在でご本人公認『児島令子さん大好きクラブ』スタート。ステージ上の椅子に腰掛け、お尻のベスポジを探っていると、私が所属している東急エージェンシーの現クリエイティブ局長の藤本さんと前局長の高田さんがデデン!と前のほうに座ってくださっている姿が目に入りました(ありがてぇ〜!)。CCN〈コピーライターズクラブ名古屋〉の仲間である新東通信の尾崎くんと大広の赤崎さんの姿もあって(うれしぃ〜!)、観に来てもらえることはもちろん、前方に座ってもらえるのって登壇側からするとこんなに心強いんだ!と実感。これから積極的に座ります。

大好きクラブメンバーは、コピーライター、プランナー、アートディレクターなど肩書きや児島さんとの接点もさまざま。児島さんとの出会い。好きなコピー。お人柄エピソードをそれぞれ熱く語りました。

ここで当日話せなかったふたつの話を供養させてください。ひとつ目は、嶋野さんが「言わないで『欲しい』」「うらやましくない『わ』」「すごく生きている『よ』」など、児島さんの語尾マネジメントが素敵だよね!と話をされていた時。ウンウンと頷きながらも私は、児島さんの『。』の話がしたくなりました。ボディコピーのテンポが気持ちいいからなのか、込められている意思を感じるからなのか、なんなのか、児島さんのコピーの『。』までも味わいたくなる時ってありませんか?私はあるのですが、今30分くらい考えても理由がよくわからなかったので、見切り発車して話さなくてよかったです。

ふたつ目は、アースミュージック&エコロジーのシリーズコピーの話になった時。なぜこれがアパレルのコピーとして成立しているんだろう?という議論になり、『あした、なに着て生きていく?』という大きな概念の言葉があること(着ることを生きることと広げて捉えている)、掲出場所が店頭であること、といった話が出たなかで、私はアパレルには欠かせない時代やトレンドの捉え方が毎回素敵だなと思っています。コロナ禍の『そっとただいま、服と私と社会。』はもちろん、『共感と反感は、仲間である。』『みんな誰かのフォロワーだ。』などなど。『共感』『フォロワー』という単語だけ抜き出すと、最近よく使われる言葉だけど、アースならではの女の子(人間)に向けた捉え方が入っている。その時々で、店頭で見た人に響くだろうなと。……よし、話すぞ!と、マイクを取ろうとすると、その腕に巻かれた腕時計がクラブ終了の13時15分まで残りわずかな時間を指していたので、そっと手を引っ込めました。この場を借りてお伝えできてうれしいです。

クラブ終了後、児島さんの著書『私、誰の人生もうらやましくないわ。』をショップエリアで販売しました(講演後の1時間、場所をお借りできることになり。運営のみなさま、ありがとうございました!)。大好きなこの本を、一人でも多くのかたに手に取ってほしくて出版社さんから入荷しました。なんと入荷分すべて即完売!さすが児島さん!大好きクラブメンバーとして大変うれしく、光栄なひとときでした。

児島さんが講演会やコラムでよくおっしゃっている「毎日楽しくコピーを書くために」という言葉。自分がほんとに楽しくやれて、自分ならではの何かを思い出すこと。ラクをするという意味じゃなくて、「労多くして報われない」方向にいかないように。私も私の「毎日楽しくコピーを書くために」を考え続けています(ニュアンスが違っていたらすみません!先述した児島さんの書籍82ページのコラムに載っているのでぜひこちらから(・_・)スッ … https://pie.co.jp/book/i/5681/ )。

 

◆名古屋コーナー◆

地元 名古屋の宣伝をさせてください。コピーライターズクラブ名古屋 CCN賞2026、作品募集中です!
http://www.ccn.gr.jp/news/detail.html?id=738
10月26日月曜、17時締切。特別審査員は、こやま淳子さん、市川晴華さん!

CCN名物・公開審査会は11月14日土曜、朝9時から。会場は新東通信さん(名古屋の広告代理店に入れるチャンス!)。コピーに興味のあるかたなら、どなたでも参加できます。朝イチから参加しなくても、ふらっと散歩気分で立ち寄るのもOK。グラフィックの現物がずらっと並んでいるのは見応えアリです。当日の夜、懇親会でCCN賞を即発表!即祝杯!即悔しがれる!コピーについて悶々としている時こそ、持ち帰れるものが絶対あると思います。ぜひご検討くださいませ!(茶色くておいしい名古屋メシも待ってます!)

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