リレーコラムについて

人間くさくていいんじゃない?人間だもの。

尾崎敬久

コピーを書く、という行為は、
多かれ少なかれ、
自分の知識や経験や感情と向き合うものだと思っている。

そういう観点から、
今週のコラムは僕が手に入れてきた「知識」「経験」「感情」を書き連ねてみたが、
「下品」と「バカ」と「ドンくさい」のオンパレードで、なんとも複雑な気持ちである。

ただこのような、一見どうしようもないことが、
コピーを書くこと、アイデアを練ること、に繋がっていると、確かに思う。
そう思わなければ、やっていられない。

最終回の今回は、
僕が宣伝会議コピーライター養成講座で講義を行う際、
毎年受講生のみなさんにお伝えしているメッセージを持って、
結ぶこととしたい。

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人が人に想いを伝える。

それがコピーライターという仕事です。

だから人間クサイ人間がいいコピーを書く、

と僕は信じています。

人間クサイ人間は、

キレイもキタナイもひっくるめます。

明るいも暗いも。

強いも弱いも。

前向きも後ろ向きもひっくるめます。

今まで生きてきて手に入れた知識、経験、感情。

そのすべてが活かせる仕事です。

自分という人間と向き合えば、

きっといいコピーが書けるでしょう。

きっと。

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今週は祝日があったので全4回の連載となりましたが、
1週間ありがとうございました。

来週は、人間くささの塊である偉大な大先輩、
野原靖忠さんの登場です。
どんなお話が飛び出すのでしょうか。

それでは野原さん、どうぞよろしくお願いいたします!

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