リレーコラムについて

でぇえりゃアと私。

塚越康仁

みなさん、こんにちは。電通中部支社ツカコシです。

先日、愛知県勤労会館にザ・クロマニヨンズのライヴに行ってきました!
愛知県勤労会館、初めて行きましたが、
渋公(今は違う名前ですね)のようで良かったです。
このハコのサイズでクロマニヨンズですからね、もう燃えました。

甲本ヒロト氏も、有名なストーンズフリークですよね。
私、1989年の秋、NYシェアスタジアムで
ストーンズ初体験するため飛行機に乗ったんですが(もちろんエコノミー)、
私の後ろの席に座っていたのが、なんと甲本さんでした。
なんで甲本さんがエコノミー?と不思議でしたが
甲本さんも、こんな窮屈な思いをしてまでもストーンズ見たいのかぁ
なんて一発でファンになりました。

さて、先日のザ・クロマニヨンズのライヴに戻りますが
甲本さんがMC、名古屋弁でしゃべったんですね、
そうしたら、甲本さんみずから

「方言使えば地元にウケると思って、失敗した人はたくさんいる。
例えば、ミック・ジャガー・・・。
大阪で“オオキニ・オーサカ!”までは許そう。しかし、
札幌で“ナマラ・ウレシイ!”はロッカーとしてどうなんだ!」

もう、爆笑でした。

で、爆笑しつつ、ちょっとギクッとしましたよ。
ここ名古屋で某アルコール飲料メーカーさんのコピー、
方言使って書いていたりしますので ( 笑 )。

コピーライターって、
お得意様やターゲットのみなさんに、
喜んでもらえるコトバを見つけたいから、
そしてイイネ〜ってホメられたいから、
つねにいかにウケるかを、
ギリギリと考えている人種だと思います。

しかし、やはりコピーライターは、
ウケると思って安易に、お得意様・ターゲットに
擦り寄るような、媚びるようなコピーを書くことは
非常に危険だと、これはもちろん自戒をこめ思います。
本当のところ、お得意やターゲットは
そんなコピーなど欲しがってない場合が多いですし。
う〜ん、気をつけよう。コワイコワイ。

で、先ほどの甲本さんのMCは、こう続きます。
「でも、ミック・ジャガーという人は、全世界の各都市ごとに
その方言トークをやっているわけで・・・」

私は、それはそれで、やはりミックはスゴイ!
と、思ってしまうのですが。

NO
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