リレーコラムについて

はじめまして上田です。

上田浩和

上田です。
今、夜中の3時32分です。
さっき帰ってきました。
プレゼン準備のためこんな時間です。

帰りのタクシーのなか、
ぼくはずっとiPodで渡辺美里を聴いていました。
「夏が来た!」「悲しいね」「いつかきっと」「卒業」の順番です。

恋人との出会いに「本当の夏が来た」と喜んだのも束の間、
「悲しいね 愛することためらうなんて」と夏の恋の儚さにためらいながらも、
「いつかきっと 自分らしくこの街で戦いながら 傷つきそれでも君と歩けるなら」と
健気に振る舞う。しかし、それでも「卒業できない恋もある」。

タクシーが外苑前から駒込にたどり着くまでのわずかな間に、
渡辺美里は、4つの曲にまたがる1つの恋の、複雑な気持ちを歌い上げました。
心揺さぶられる反面、彼女の情緒不安定さが気になるぼくは、
もういちど「夏が来た!」に戻って、歌うのをとめてあげたくなりました。
もうがんばらなくていいから!
ってそう強く言ったら、渡辺美里は、
突然「泣いちゃいそうだよ」を歌いはじめたかもしれません。

気付いたら、もう5時半を過ぎていました。
テレビをつけたら、朝のニュースをやっています。
フランスで禁煙デモをやっているらしいです。
渡辺美里がそれに対してどんな感想を持つか気になるところです。

NO
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名前
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