隠れ営業志望の男 その5
運命にもてあそばれてコピーライターになっちゃった
僕ですが、それをよろこんでくれた(たぶん)人もいた。
親父ですが。
営業マンになることは、酒をのんでくだをまくほど嫌がっていた。
営業ほどつまらんものはない、というのが持論で。
あいつらは何もつくれん、したがって何も残らない、とかいってたな。
ちなみに親父は鉄工職人であり建築士である。
コピーライターとは何であるかいまだに知らないし、
知りたいとも思っていないだろうが、とりあえず
職人らしい、という理解でうれしそうだった。
ちょっと親孝行したかな、とこっちもうれしかったんだけど、
それから10年以上も、
サラリーマンほどつまらんものはない、と罵倒され続けている。
次は大塚昇君です。よろしく。
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