コピー年鑑2025 編集後々記_2
コピー年鑑1人反省会の続きです。
・新人賞のポートレート
・AIの審査員コメント
・コピー年鑑のエディトリアル
についてです。
新人賞を獲ったらポートレートを撮影してもらえるという流れがある。
僕自身も2023新人賞受賞時にフォトグラファーの興村憲彦さんに素敵なポートレートを撮っていただき
素敵な年鑑に載せていただいた。嬉しかった。すごく嬉しかった。
関西からの受賞なので、雨の降る中ポートレートだけ撮影しにいき
トンボ返りしないといけなかったのもいい思い出である。
にも関わらず、2025はポートレート撮影をナシにしてしまった。
2020と2025を比較するという企画にしてしまったからだ。申し訳ない気持ちでいっぱいだ。
しかし、さすがは新人賞を受賞した方々である。企画の意図をばっちり汲んでくださり、
とても良い比較ポートレートが集まった。コロナ禍のマスクの写真を送ってくださった方、
はたまた5年経つのにほぼ変化がない写真を送ってくださった方など。これを2030に改めて見るとどのような気持ちになるのか楽しみである。
実は審査員コメントが「存在しない人」からのコメントを載せている。
どれくらいの人が気づいたのだろうか。AとIがつく「足立勇(Adachi Isamu)」と「安藤いずみ(Ando Izumi)」が
審査員としてコメントしている。小堀くんが頑張ってプロンプトを調整して洗練した審査員コメントになっている。
絶妙に腹がたつ感じのコメントをぜひ読んでほしい。
2025年のレイアウト設計はAD石井野絵さんとD中嶋愛さんを中心に完璧に仕上げてくれまして、
とても見やすいレイアウトになっています。
年鑑を制作するにあたって1番することは、過去の年鑑を遡って見ること。
最初から最後まで様々なコピー年鑑を何度もひらいて、審査員のコメント数はどうだ、
レイアウトはどうだ、新人賞のページが真ん中か最後か。みたいなことをした。とにかくコピー年鑑を開きまくった。
ご存知の方も多いかもしれないが、よくよく見ると年によってレイアウトやページネーションが全然違う。
2020からの編集方針が変わり、しっかりと読みものとしての年鑑を意識するという流れができました。
もちろん2025もその流れを汲んだものになります。
それぞれ年鑑でコメント数にも特徴があり2020-2022の3年間は審査員全員がコメントしたり、
短めでなるべく多くの人が150文字くらいでコメントする方針。2023は少し絞ってその代わり
1000文字近いコメント量。編集方針によって大きく変わっていた。
正直に申し上げますと、エディトリアルの側面からは
「そ、そんなん決めといたらええやん!なんで毎年ちがうねん!」と何度も何度も思いました。
思うだけではなく、言葉にも出していました。審査員のコメント数、おおきなページネーション、
スタッフリストの大まかな位置。ある程度ルールがあった方が楽やんか!と。
が、やっていくうちに、その差異こそが大事だと思うようになりました。浅はかさを反省するしかありません。
編集長の方針がアートディレクターやデザイナーによって抽出され毎年の特色となって滲み出てくる。
毎年変化がある年鑑だからこそ「〇〇年の年鑑に載った!」と思えるようになる。
それが蓄積される。どうかこれからもコピー年鑑は毎年違う方針で編集され、バラバラであって欲しいなと思います。
まだまだ反省は続きます。
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