リレーコラムについて

山阪佳彦

やっぱり休んでる人が多いんですよね。
今日あたりは地下鉄なんかも、全然混んでなくて車内の空気まで違う感じがします。
いつもこうなら電車も快適でいいのですが、ふだんはダメです。
だからというワケではありませんが、私はすぐにタクシーに乗ります。
経費のムダとは分ってますが、時間を有効に使えそうな気がするんですよね。
(ごめんなさい、社長。でも、こんなコラム読んでないかぁ。)
とくに、プレゼンや打ち合わせに行く時などは、事前に話す内容を整理できますし、
熟睡しても乗り過ごさない。おにぎりとお茶ぐらいなら食事もOK。
ケータイも堂々とかけられる。(自分がペースメーカーを使ってる人はダメですけど。)
タクシーはホントいい空間です。
でも、それも、結局は運転手さんによりけりなんですよね。

よく喋る人に当たるとアンラッキー。
いきなり野球の話。「ジャンアンツ、ダメですね。
でも二岡はいい選手ですよ。レイサムどう思います?」
なんてこっちが当然ジャイアンツファンだと思ってる運転手は困ります。
「東京じゃお盆は旧暦、だからひと月早いんだよ。お客さん知ってた?」
こういう教えたがりの運転手も少なくないでしょ。
繁華街で客待ちしてるタクシーをけなす運転手。このタイプも結構います。
「あいつら八王子とか川越とか、一発狙いなんだよね。
近くでも、ワンメーターでも、回転よく乗ってもらった方が、
単価は低くてもいいのにさあ。これで、13ヶ月連続で営業所のベスト3に入ってるしね。
どんな仕事でもコツコツ。そう思わない?(アハハハ)」みたいな。結局は、自慢話なんですよね。

でもこのあたりはまだ実害が少ない方。質が悪いのが、乗車して今日で三日目とか、
一週間目とかいう新米ドライバー。ほんとうに、困ります。
行き先を告げたら、なんとなく地図を見てるんです。
「分りますか?」って聞くと「ええ分ります!」って元気のいい返事。
なので安心してたら、とんでもないところを走ってたりするんですよね。
(先日、南青山から品川に行くのに、なんと三宿通りを走った新米がいました。
時間も1時間以上かかりました。値段も5千円以上もかかりました。
2千円しか払いませんでしたが、すごい不満な顔をされました。ほんとプロ失格です。)
「東京駅ですか?では10分で参ります。5分遅れたら半額。30分以上かかったら無料にします。」
なんていうタクシーはどうでしょうか?人気が出ると思いますよ。
タクシーに、ピザ屋のルールを!です。タイム・イズ・マネーですからね。

と、まあ、そんな貴重な時間なのに(しかも、お盆休みなのに)
私のコラムを読んでくださったみなさん有難うございました。
リレーコラムも、一応今夜で5回目なので、私は失礼します。
コピーとか広告とかの話、まったくナシでしたがこんなのでいいんですよね、コラムですし。
来週は、コピーよりもギターが上手い博報堂クリエイティブ・ヴォックスの林裕さんです。
めちゃめちゃヒマだって言ってましたから、きっと面白いコラムが期待できそうですよ。

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