リレーコラムについて

ガンビー×ビジネス英語

山阪佳彦

私には昔からコレクション癖があります。
結構いろんなものを集めてきました。
大阪・奈良の府県境にある「どんずるぼう」という石灰岩の山で
採取した貝殻の化石コレクション、
小さな飲料メーカーが出してるコーヒー飲料&クリームソーダの空き缶コレクション、
ホテルの灰皿コレクション、大事件があったときに出る新聞社の号外コレクションとか。
たぶん他人が見れば、何の価値もないガラクタだと思いまが、どれも私には宝物でした。
でも年齢と共にコレクション熱は冷めて、いまでは殆ど何も集めていません。
それでも唯一いまも集めているのが、GUMBYというクレイアニメのキャラクターです。
数年前、SONY PLAZAがキャラクターグッズを
発売していたのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。

私が子供の頃、テレビで放映していたのでかなり馴染みはあったのですが、
大人になる頃にはすっかり忘れていました。
たまたま20年程前に、ロスでGUMBYのバスタオルを見つけ、
一目惚れして買ったのがコレクションの始まりでした。
その後、海外に行くたびにいろんなGUMBYグッズを買って帰りました。
まあそんなに頻繁に海外には行かなくなったし、
日本の雑貨店の品揃えも限界があります。
ここ数年は、オークションサイトでレア物を見つけては落札していましたが、
それでも次第に、欲しいものが少なくなってきていました。

そこで、ものは試しと海外のオークションサイトを覗いてみたら、
国内では手に入らないような珍品ばかり。なんか宝の山を掘り当てた感じ。
コレクション魂が再燃し、GUMBY電話器とか、1960年代のビンテージ物とか
目についたものを片っ端から、落札しました。
でも、当たり前ですが海外のサイトですから英語なんですね。
翻訳ソフトとか駆使しながら読んでるのですが、
細かいTAXの話とか、送料の仕組みとか、出品者とのメールのやりとりとか
ことごとく面倒なことが多いんです。
ニュアンスが伝わらなかったり、大切な項目を見落としたりして、
せっかく落札した商品が、取り消しになったりすることもしばしば。
しかも何度も警告メールが来てたりして。
意味が分らないから、何度も警告してもらっても同じなんですが。。。。。
そんなこんなで、英語の大切さをこの年齢(44)になって痛感した次第。
しっかり儲けて、専属の通訳を雇うという手もありますが。

ちなみに先程、ハンドパペットを落札しました。
意味は分らないけど、とにかくpayボタンをクリックしてクレジットカード払い。
そんなこんなで、今日もレアなGUMBYを手に入れるために、
私は英語と戦っています。

つづく

NO
年月日
名前
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5691 2024.04.20 長谷川輝波 言葉オブザイヤー@韓国の街中
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