リレーコラムについて

息子のいる食卓で・

鈴木武人

高2の息子がいる。
このくらいの年頃ともなると、当然父親と
しょっちゅうコミュニケーションがあるという訳にはいかない。
しかも、その状態は、中2くらいからすでにそうなのである。

高2の息子ともなれば、意見したいことは山ほどある。
時には、父の存在感を見せつけねば、との思いにも駆られる。
しかし、あらためて面と向かっても、そういう空気になったりはしない。

いいことを聞いた。
息子に話したくとも息子に直接口をきく必要はない、という話だ。
たとえば、カミさんも交えた週末の食卓。
僕は、息子ではなく、カミさんに語る。
今週の仕事でもいい、最近おこった何がしかの新聞ネタでもいい。
いきなりカタイ話にすることはないが、僕の考え方が出るような
話し方をカミさんにする。当然カミさんもそれに応える。
「それについてお前はどう考える?」なんて聞く必要もないのだ。
ただ、父の話を母がうけとめる、という会話の流れを
ずっと聞かせている。
すると、自分に関心がある話題なら自分から、勝手に話に入ってくるのだ。
直接息子としゃべる空気がないから、何も語らない、というのはやはりマズイそうだ。

父は語らなくてはいけない。
まだ高2の息子には父の声を残すことが必要だと思う。

いいスキルをもらった、と思った。

NO
年月日
名前
4966 2020.09.18 山内弘基 明日のトラノコ その5
4965 2020.09.17 山内弘基 明日のトラノコ その4
4964 2020.09.16 山内弘基 明日のトラノコ その3
4963 2020.09.15 山内弘基 明日のトラノコ その2
4962 2020.09.14 山内弘基 明日のトラノコ その1
  • 年  月から   年  月まで