リレーコラムについて

フランス日記 (2)

長谷川宏

フランス日記 (2)

サリュー。
ボクはフリーのコピーライター。ひとりで働いている。銀行の振込みやトイレットペーパーを買うなどの雑務も自分自身でやるんだけど、実はこれがけっこう好きで。コーヒーの粉は、銀座のカフェーパウリスタ。ここのパプアニューギニアがとてもおいしくて、事務所からわざわざ地下鉄に乗って買いに行ってる。お薦めします。
会議とはコーヒーを飲むことなり、という格言(自作)があったくらいで、会議というとコーヒーが出てきたものだが、最近は出てきませんね。ペットボトルのお茶が多い。中にはきちんと淹れた中国茶などを出してくれるプロダクシションがあったりして、いろいろです。この間、ライトパブリシテイで出された、自家製(たぶん)のカフェラテ、これは美味でした。
東京では、新しいカフェのオープンが続いている。仕事をカフェでやることが多いボクとしてはうれしいが、気に入る店は案外少ない。一時期流行ったパリのカフェそっくりのカフェは姿を消し、東京風なごみ系カフェというのがトレンドらしいが、どうもなあ。フランスのカフェが一番だと思っているボクは、パリと東京のカフェをつい比べてしまう。一言でいうと、プロとアマの差だ。フランスのカフェは午前7時くらいと早くからから始まり、午前1、2時まで開いている。朝早い人の朝食から、深夜の1杯まで提供しているわけだ。東京のカフェは午前11時ごろからが多い。働いているムッシュもキビキビしてる。トレイの上にいくつものカップやグラスを載せて運び、その上腋にビンをはさんで栓を抜いたり、レシートを口にくわえて破ったりしている。そんなプロらしい芸当を眺めながら、パリのカフェに座って仕事ができたらなあ、と思う。

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