リレーコラムについて

昨日のような24年前

小野寺龍雄

こんにちは。
コピーライターのおのでらです。あっ、小野寺喜八郎さんですね、という時があったり。小野寺龍雄です。えっ、小野田隆雄さんですか?と聞き間違えられたりする小野寺龍雄です。大先輩のお二人に間違えられるなんて、ほんと恥ずかしくて申し訳ないと思いながら、もう20年以上も経ってしまいました。
先週の柏木新さんからのバトンタッチですが、僕は、柏木さんと言うよりも思わず先生と呼んでしまいます。学生時代にコピーライター養成講座の久保宣に通ってました。いまの人たちは、宣伝会議と呼ぶんでしょうか?僕らの頃は、宣伝会議の前身の久保田宣伝研究所の名残りを引きずっていてそんなふうに呼んでいたんです。
僕は、そこの専門コースで柏木・石原教室でした。石原雅晴先生と柏木新先生。ボケとツッコミ。どちらがというのは内緒ですが、週に一度の教室が楽しくも恐くもありました。授業が終わると銀座の飲み屋へよく繰り出したものです。TCC会員の杉山明人君や永松聖子さんも同じクラス。もう彼らともながーい付き合い。親友、ライバル、飲み友だち。結婚したり、別れたり、子供ができたり、会社を変わったり、独立したりとみんないろいろあっても会えばあの頃の顔になっちゃう。
そうそう柏木先生とは何故か銀座のキャピタルホテルに泊まることが何度かあった。君たちが想像するようなドラマは、何も起らなかったけれど、なんで二人で泊まったんだろう?あの頃、僕は金沢八景という所に住んでいて、柏木先生は確か汐入だったかな?ちなみに石原先生が、横須賀中央だったと思う。教室が終わる。飲む。で、京浜急行に乗る。すると必ず本の話になった。どんな本を読んでいるか?本棚を覗けばその人が判るというけれど、ほんとうに緊張しました。
 なんだか昨日のような24年前。いまコピーライターを志望している人たちは、どんな思いでいるんだろう。
すっかりそんな空気を感じる場所ともごぶさたになってしまったけれど、もし飲み会でもあったら誘ってください。tonodera@fcb.com 小野寺へよろしく。

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