リレーコラムについて

性は原点であり、到達点であり、遅刻の要因である

鶴香奈子

リレーコラムを引き受けるにあたり、
「下ネタ満載の爆笑コラム」を期待されています、的な話をされたんですよ。

前言ったじゃんと。あたしの好きなのは、下ネタじゃないって。
「性に関する物語」なんだって。
それは決して、ネタなんかではないのだってばさ。

性って、すごくパーソナルでプライバシーに直結する話じゃないですか。
それをネタと言える神経って、そもそも普通じゃないと思いませんか。
私もあなたも、この世に生を受けたのは決して誰かの冗談ではないでしょう?
性なら性で、ちゃんと科学するなり、物語るなりしないと、
性に対して失礼だと思うんです。私は。

じゃあ性的なシーンにおいて、言葉ってどういう役割をもつの?
言葉なんてなくていい、っていうのもひとつの答えですよね。
じゃあ「愛してる」の響きだけで強くなれる気の迷いの話かっていうと、
それだけに限ったことでもない。

少なくともね、こんな拙い文章を読んでくださってるあなたが
いまたしかにこの世に生を受けてらっしゃることから考えると、
性には科学の側面と、物語の側面があるんですよ。(たぶん。)

なんで大人は、セックスしたりオナニーしたり、
それを隠したり、子供にまやかしのコウノトリ話をうそぶいたりするの?
なんでこういう話って、「大人なら黙してこそ」な話になるの?
じゃあ、大人って何?

そういうこと考えてたら、高確率で電車を乗り間違えたりするんですよね。
だからあたしが遅刻したときは、
「たぶん現代人におけるオナニーの役割とか考えてたんだろ」
と思ってもらえればあながち間違いではないです。

NO
年月日
名前
4523 2018.08.10 鈴木拓磨 TOKYO 2100
4522 2018.08.09 鈴木拓磨 書き出し小説
4521 2018.08.08 鈴木拓磨 息子が黙ってない
4520 2018.08.07 鈴木拓磨 父がボディビルダー
4519 2018.08.06 鈴木拓磨 日本コピーライターズクラブ
  • 年  月から   年  月まで