リレーコラムについて

火よう日のごちそうは ひきがえる

三浦北斗

ぼくは、ようちえんのころから、このお話が大すきでした。
まだ字が よく読めなかったころからです。
それは、夜ねる前、おかあさんに、
「ねえ、読んで。読んで。」
と、たのんでいたからです。
おかあさんはいつも、
「はい、はい。」
と言って、ぼくのまくらもとで、この本を読んでくれました。
だから、自分で字が読めるようになってから、
もう何回もこの本を読みました。

このお話には、ウォートンとモートンという
ひきがえるのきょうだいが出てきます。
冬のさむい夜、地めんの中でウォートンたちが、
ばんごはんやデザートをたっぷり食べるところから、
このお話ははじまります。
「このかぶと虫のさとうがし、さいこうにうまいや。」
と、ウォートンが言いました。
ぼくは、かぶと虫のさとうがしってどんなあじがするのかなぁ。
きっとあまくてカリカリしているんだろうけど、
ぼくはあんまり食べたくないなぁと思いました。

それからウォートンは、スキーにのって、
トゥーリアおばさんのうちに出かけます。
ひきがえるのスキーなんて、どうやってやるのかなぁ、と思いました。
だって ぼくのしっている ひきがえるは、足でピョンピョン
とびはねるだけで、とてもスキーができるなんて思えないからです。
ぼくは、スキーをしたことがあるけど、ゆきの上でなんども、
スッテンコロリンところんだりして、すこしずつじょうずになりました。
この本には、スキーをはいたばかりのウォートンが、
そのときのぼくと同じようにスッテンコロリンとひっくりかえりそうに
なっている絵がついていました。
ぼくは、その絵を見て、クスクスわらってしまいました。

この本には、ウォートンやモートンたちが ほかにもたくさん
たのしいことをしたことがいっぱい書いてありました。
ぼくは、この話を読むたびに、ケラケラわらったり、
クスクスわらったりします。
ぼくもウォートンたちのすんでいる地めんの下のせかいへ
行ってみたくなります。
ウォートンたち、ぼくをしょうたいしてくれないかなぁ。
もし、しょうたいしてくれたら、すぐ行くのになぁ。

田代小学校 2年5組 三浦北斗
(平成2年度 読書感想文集より)

はじめまして、こんにちは!
岡村雅子さんからバトンをいただいた三浦北斗です。
ぼくは去年の11月から3ヶ月間、岡村さんから指名いただき
会社の人材交流プロジェクトで電通インドに赴任してました。
まるでクイーンからの絶対命令により、過酷な戦地へ赴く歩兵のようでした。
おかげさまで、お腹も心も強くなり、海外でも大活躍されている岡村さんの
背中を追いかけるべく、今日も走りまくってます。

そんな僕のことを、みなさんに少しでも知っていただきたいのと、
また自分も自分のことをちゃんと知ろう!という思いもあり、
むかしの作文を引っ張りだしてみました。
いやー、こんなこと書いてたのかーって感じです。
今週だけのお付き合いですが、よろしくおねがいします。

———————————————————–
僕がインドにいた間の滞在記です↓ もし、お時間あれば是非!
● 東洋経済オンライン 「電通インド85日間のナマステ便り」
http://toyokeizai.net/category/dentsu-india
● ブログ 「まいにちインド」

http://everyday-india.tumblr.com/post/66786819171/はじまりのご挨拶

NO
年月日
名前
5776 2024.10.11 飯田麻友 同じ店のバーガー
5775 2024.10.10 飯田麻友 令和の写経
5774 2024.10.09 飯田麻友 最後の晩餐
5773 2024.10.08 飯田麻友 「簡単じゃないから、宿題にさせて」
5772 2024.10.04 高崎卓馬 名前のない感情
  • 年  月から   年  月まで