リレーコラムについて

詩の4

直川隆久

その扉はいつになったら開くのか。

雨の日も

風の日も

雪の日も

男は重い扉の前で立ち尽くした。

男の開門の嘆願は

ことごとく

はね返された。

自分が風であればと

男は切に思った。

真夏の野を切り裂く一片の風になれば、

この扉の隙間から、

あの窓の隙間から

身をすべりこませ

焦がれる人の目の前に立つことができるのに。

風になりたいと、男は思った。

以上、

抒情詩「NHKの集金の人」

でした。

直川隆久の過去のコラム一覧

3587 2014.03.02 詩の5
3586 2014.02.28 詩の4
3585 2014.02.26 詩の3
3584 2014.02.25 詩の2
3583 2014.02.24 こんにちは
NO
年月日
名前
4579 2018.11.13 片岡良子 はい!
4573 2018.11.12 春日井智子 今宵は、シャンパンからはじめましょう。
4572 2018.11.09 春日井智子 今宵は、ビールにいたしましょう。
4571 2018.11.06 春日井智子 今宵は、日本酒にいたしましょう。
4570 2018.11.03 照井晶博 「家族in畑」
  • 年  月から   年  月まで